カルチャー

アラフォー風俗嬢がボロ泣きした、リアルなソープ嬢マンガと感動的な童貞作

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――デリヘルで風俗デビューし、出稼ぎ&吉原ソープを掛け持ちした後、現在は素人童貞などSEXに自信のない悩める男性のためにプライベートレッスンをしているアラフォー風俗嬢が、話題の「風俗嬢マンガ」をご紹介。

 この仕事をしていると一度は考えさせられるのが、“風俗嬢のプロの仕事とはなんだろう”ということ。風俗店で働いていた時、全然大きくもないちんこに向かって褒め称えてあげたり、テク無しのおじさんに「何度もイっちゃった」と言う風俗嬢が多くて、「プロとはなんだ」と考えさせられた。私にはそれができなくて、でもそれがプロというものなのか? といつも自問自答していた。

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 『お風呂のお姫様』に登場する主人公も、仕事に慣れていくほどに「客を喜ばせるために甘い言葉で演技するのがプロなのか?」と悩んでいる様子だった。私も、おだてたり甘い言葉で演技すればいいだけじゃないと思うし、それをされて喜んで帰る人もいるだろうけど、虚しくならないのか? と切なくなる。お客さんの良いところがあればそれは褒めるし、それは本当のことだから、嘘ではないし、おだててもない。Mサイズのちんこに、向かって「わぁ! なんて大きなちんこなのかしら」なんて、見え透いたお世辞、虚しくないか?

 「前に指名した女の子に、俺のちんこ大きいって褒められたんだけど、そんなに大きいかな?」なんて、うれしそうに質問されたことがある。嘘もお世辞も言えない私は、「Mサイズのコンドームがぴったりなので、標準サイズのちんこですね」と言って、多分落ち込ませてしまった。前に指名した女の子、そして今回指名した私、どちらも間違いではないのだと思うけれど、接客のタイプがあまりに違いすぎた。

 嘘のお世辞は、いつか嘘だと相手が気付いた時、傷つけてしまうのでは、と私は思ってしまう。ならば、その人の良いところが見えたら、そこだけたくさん褒めればいいんじゃないかと。そんなふうに、「プロとは何か」とあらためて考えさせられる作品だった。

 さらに、主人公の疎外感や孤独感にはとても共感した。昔の男友達と再会して、住む世界が違うな、と感じた時の何とも言えない寂しさ。「自分で選んだ世界だろ」と思われそうだし、実際そうだから悲劇のヒロインぶる気もないけれど、彼女への共感が多すぎて泣けてきた。

 風俗嬢を救ってあげよう、困ったときは手を差し伸べてあげよう、と思ってくれる人なんてそういない。だから、一生懸命、1人で生きられるよう必死に頑張るけれど、それでも、嘘か本当かもわからない手を差し伸べられたら、握ってしまう。それが風俗嬢なんじゃないかと、主人公の境遇や、周りの人々との関係を自分に置き換えて考えてしまう作品だった。そして、最後は「良かった」とボロ泣き。風俗嬢マンガを読んで泣くなんて、私くらいなものか?

 一方で、笑いながら共感したところもあった。それが、クソ客と良客を比較した“あるあるネタ”。「店外でご飯をご馳走してあげるから、デートしよう」という勘違い客と、「時間を延長するから外出コースで食事に行こう」と綺麗に遊ぶお客さんの違い。これは、是非とも風俗で遊ぶ男性に読んでいただきたい。

 笑いの後に感動すらした童貞物語

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 次に読んだ『風俗行ったら人生変わったwww』は、男性側から見た風俗嬢のお話。「女は最後の女になりたがり、男は最初の男になりたがる」と、昔どこかで聞いたことがある。だから、好きな子ができた時に備えて、童貞をあっさり捨てようと風俗に行くことができる。風俗は、そういう使い方もある。

 実際、風俗には、よく本物の童貞が来る。でも、熟女系デリヘルには若い“なんちゃって童貞”がよく現れる。大学生くらいの男の子が「童貞なんです」と言えば、「お姉さんが手ほどきしてあげるわよ」とタダで挿入行為をしてもらえるラッキーがあると思ってるのだ。だから、“なんちゃって童貞”は明らかに手慣れている。

 しかし、この漫画に登場する童貞は、すごいを通り越して笑えてきて、その後、感動すら生まれる童貞具合だ。デリヘルを呼んでも、毎回服すら脱げないほど童貞をこじらせていて、コミカルながらも、苦労がとてもよく伝わってきた。

 主人公の好きになった風俗嬢の真実を知った時の、やり場のない発狂は、心を締め付けられるほどで、読んでいて切なくなった。最後のハッピーエンドまで、読みながらなんだか応援している気分にもなれた。いやぁ〜、ラストまでの道のりは長かった。いろんな風俗漫画を読んできたけれど、読み終えた時の満足感はダントツ。

 なにか風俗嬢漫画を読みたいと思ったら、まずはこの2冊を見てほしい。風俗嬢が主役の漫画と、風俗客が主役の漫画、どちら側の面から見ても非現実的な人間模様が描かれていて、読み応え十分な作品だった。

*曼荼羅*(まんだら)
デリヘルで風俗デビューし、出稼ぎ&吉原ソープを掛け持ちした後、現在は素人童貞などSEXに自信のない悩める男性のためにプライベートレッスンをしているアラフォー風俗嬢。子宮筋腫と腎臓の手術経験があり、現在は子宮頸がん中等度異形成持ち。売りはHカップのおっぱい。
ブログ「続・おちぶれ続けるアラフォーでぶ女の赤字返済計画

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