とはいえ、かねてから吉田羊はかなりの“モテ力”を披露してきた。2015年10月の「週刊朝日」(朝日新聞出版)にて作家・林真理子と対談した際、好みの男性像を「私、言葉を持っている人がいいんです。自分が言葉を知らないので、言葉を持ってる人に憧れるんです」と語り、「又吉(直樹)さんが好きで、芥川賞をとられる前から言い続けているんです」とピース・又吉直樹(37)への思いを告白。
そして翌月、『ベストドレッサー賞』の授賞式に又吉直樹と吉田羊が同席すると、「今日は私の敬愛する又吉さんの隣に座れて、それだけで満足です」とコメント。その後、又吉直樹がクリスマスの予定がないことや、「ヒザから血が出ていても痛々しくない女性がタイプ」と明かすと「とりあえずヒザをケガする練習をしておきます。それで又吉さんが喜んでくれるならば」とアプローチを続けた。
さらに翌日『VOGUE Woman of the year 2015』の授賞式にも2人揃って出席すると、腕を組んでレッドカーペットに登場。吉田羊は「自分が尊敬する方と肩を並べて歩く機会はみんなに与えてもらえることではないので、活動のご褒美として歩かせていただきました」と笑みを浮かべ、又吉直樹の魅力について「飄々としていて言葉が豊かなところが魅力的。自分が悩んだ時、思いがけない角度からアドバイスしてくれそう」とコメントしている。
2015年5月放送の『ぴったんこカン・カン』(TBS系)に吉田羊が出演した際には、飲み友達だという落語家の春風亭昇太(58)も登場し、「多分、僕のことが好きなんだと思う」と語り、結婚の約束をしていることを告白。何でも、吉田羊はもともと昇太の大ファンだったそうで、偶然、同じ店で飲んでいることを知り、自ら声をかけたことがきっかけで仲良くなったという。そして後日、酒の席で「私が50歳になっても独身だったら『結婚しよっか』っていう話はしている」と明かした。これに昇太は「酔っていて覚えていない」と苦笑いを浮かべると、吉田羊は「50歳になっても独りだったら、最悪、昇太さんが貰ってくれる」と再度、念を押していた。
容姿端麗で、男女ともに好かれるサバサバした雰囲気、そして男性が好意と勘違いしてもおかしくない発言をサラッと言ってのける吉田羊。彼女の本心こそ定かではないものの、“魔性の女”の素質があるようだ。
(夏木バリ)
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