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ティンコの法則を発見!? イケメンのチビチン率が半端ない

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ルミコタイトル

 皆さんが男性に対して「この人とセックスしたい!!」と思う決め手は何ですか? 顔や体つきが自分の好みであるといった、目に見えるものから性欲がかき立てられる場合もあれば、「なんか優しそう」「頼りがいがありそう」「何が魅力かはわからないけど、この人とならセックスしてみたい」という抽象的な心の動きにより、なんだかムラムラしてしまう時もあるのではないでしょうか。

 かくいう私も「顔が好みだから」という理由のみでセックスをしたり、「全然タイプじゃないけど、なんかセックスうまそう」と自分の直感に従って行為に至ったという経験があります。そうして様々な男性とセックスしてきた私をよく知る友人に言わせると、「ストライクゾーン広すぎ」とのことですが、私の中ではきちんと「外見で選んだ相手」と「直感で選んだ相手」という2つの括りがあるのです。

 私が外見でセックスしたいと思う相手、すなわち私の中でのイケメンは「鼻筋が通っていて、目がパッチリしすぎていない二重の男性」。昨年、惜しまれつつ活動を休止したロックバンド・SOPHIAのボーカル、松岡充さんをイメージしていただければと思います。もちろん、現実には彼のような超絶イケメンとはなかなか出会えないのですが、私は先程挙げた顔の特徴に少しでも通じるものがある男性と知り合う度、自分の中のリトル・ロリルミがギュンギュン疼いてしまい、なんとかセックスにこぎ着けようと躍起になります。

 その一方で、自分の中のイケメンとは全く正反対の男性、例えば嵐の二宮くんをひどく劣化させた感じの人や、ダルビッシュ有投手をめちゃくちゃしょぼくした印象の方ともセックスをしたことがあります。彼らは「決してブサイクではないけれどイケメンとは言い難い」といった微妙なルックスの持ち主でしたが、なぜか私のビッチセンサーが「ねえねえ、一回ヤッたほうがいいかもよ!!  GOGO!!」と指令を出したのです。

ビッチ活動を通して気付いた不思議な法則とは!?

 このように、2パターンでセックスの相手を選んでいくうち、私は男性たちの“ある法則”を発見したような気がしています。

 それは、「イケメンはちんこが小さい確率が高い」「普通〜微妙のルックスの人ほどデカチン率が高い」ということ(異論は認めます)。

 今思えば、私が「キャーイケメン!! お金払ってでもいいから1回セックスしたい!!」と思った相手は、チン長8〜10cm前後のチビチンの持ち主が多く、「外見は好みじゃないけどなんかヤリたい」と直感的に思った相手は17〜20cm程度のデカチン所有者であることが多いように感じます。中にはそれに該当しない人ももちろんいましたし、あくまでも私個人の見解で、それはその男性のセックスの上手い・下手には全く関係のない話なのですが。

 これに気付いた私は、イケメン×デカチンというセットがなかなか存在しないことに対して、“天は二物を与えず”とはこのことを指すのかな……と思うと同時に、私が感じた「直感」はまさかデカチンに反応するものなのかと自身の潜在的能力を疑いました。しかし、一般的にはデカチン=SO GOODといったイメージがありますが、それが自分のまんまんに合うかどうかはわかりません。「……これって、入ってる?」と思わせるほどのチビチンよりは多少デカイほうがいいのかもしれませんが、やはりヤッてみないとわからないのがセックスです。

 そう思いつつ、イケメンに出会うと「かっこいい〜♡やりた〜い♡ はっ!! でもこの人もチビチンさんかもしれない……」と、限りなく失礼で余計な心配を妄想する私。それでもなおビッチ・マインドは消えることがなく、「いやいや、わかんないぞ!! 結局、セックスは実践あるのみ!!」という結論に至り、なんとかセックスに持ち込もうと武者震いをします。

 そんなふうに武者震いをしている瞬間が一番楽しいかもしれない。ヤレるのかヤレないのかワクワクしているこのひとときが……。これは、「ビッチたるもの、ヤッて当然!!」と思っていた私に初めて生まれた感情です。これは性欲の低下か、新しい性癖が顔を出したのか、それとも……。

 ビッチなりの葛藤はまだまだ続きそうです。

■Lollipop-Rumiko(ロリポップ-ルミコ)/通称ロリルミ。中学1年で済ませた初体験を皮切りにビッチ街道を突っ走ってきたが、ここ数年それに疑問を感じ始めている26歳。しかしまだ完全にビッチを卒業することはできず。好きな男性のタイプは、ちょっとSなクンニスト。最近の悩みは、夕方になるにつれてクッキリしてくるほうれい線と、過度の飲酒と白米の食べ過ぎによってできた腰回りのぜい肉。

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Lollipop-Rumiko

通称ロリルミ。中学1年で済ませた初体験を皮切りにビッチ街道を突っ走ってきたが、ここ数年それに疑問を感じ始めている26歳。しかしまだ完全にビッチを卒業することはできず。好きな男性のタイプは、ちょっとSなクンニスト。最近の悩みは、夕方になるにつれてクッキリしてくるほうれい線と、過度の飲酒と白米の食べ過ぎによってできた腰回りのぜい肉。