5月16日、森山直太朗(42)が同級生の作曲家でピアニストの平井真美子(41)と入籍したことがわかった。森山直太朗は、ファンに宛てた直筆文書で「まだまだ未熟者ですが、まろやかでコクのある家庭を築けるよう、そしてより豊かな創作や表現を目指して精進して参ります」とコメント。17日放送のラジオ番組『おぎやはぎのメガネびいき』(TBSラジオ)では、森山直太朗の義兄である小木博明(46)が2人の結婚について詳細を明かしていた。
小木いわく、2人の出会いは2001年4月22日。当初は、お互いに多少意識はしていたものの恋愛に発展することはなく、半年に一回ほど会って近況報告をしていたという。2006年には、森山直太朗のツアーにてピアニストが数日休みを取ることになった際、平井真美子に出演を依頼。そこで始めて一緒に仕事をしたことにより“仕事関係者”という認識になり、その後も定期的に会っていたものの余計に恋愛対象ではなくなったそうだ。しかし、2017年12月に森山直太朗は「この子だ」と気付いたという。
何でも、平井真美子の友人に会った際、友人から何気なく「付き合ってるんでしょ?」と2人の関係を問われると、平井は「いやいやいや、直太朗くんは友達なんです」と否定したそう。森山直太朗は、その姿を見て「そっか。そんなこと言わせちゃった」と急に意識し始めたという。
さらに、森山直太朗は年末に小木を含む友人数名と海外旅行へ行く予定だったものの、当日に「彼女が病気になっちゃって今病院に来てます」「看病するのでキャンセルさせてください」と平井真美子を看病するために旅行を欠席したそうだ。その時、小木は初めて彼女が出来たことを報告されたそうで「ああ、こいつ(結婚)決まったな」「大体、結婚は看病からじゃん?」と結婚を確信したと語った。
これを受け、矢作兼も結婚のきっかけとなったのは、13年に神奈川県逗子市内のトンネルを大型バイクで走行中に転倒して重傷を負った後に看病してもらったことだと明かし、「お風呂にも入れてもらってたもん」「病気の時に何かやってくれるとね、この人なんだろうなって思うよね」と同意。おぎやはぎの2人いわく「これからの結婚のきっかけは病気だね」とのこと。
17年に結婚情報サイト・ゼクシィが発表した「結婚トレンド調査」によると、交際開始から結婚までの平均期間は「3.4年」。長年友人だったとはいえ、交際開始5カ月でのスピード婚となった森山直太朗だが、芸能界では珍しくはない。最も早いのは、交際0日婚の鈴木おさむと森三中の大島美幸。次いで高橋ひとみと一般男性は、交際2週間で入籍した。他にも堀北真希と山本耕史は交際2カ月、堺雅人と菅野美穂や水野美紀とイラストレーターの唐橋充、ポルノグラフティ・新藤晴一と長谷川京子は交際3カ月、仲里依紗と中尾明慶は交際5カ月と発表している。
なお、小木博明は森山直太朗の結婚を受け、マネージャーからマスコミの問い合わせに備えて「事前にコメントをください」と依頼され「この度、僕に新しく初めての妹ができたということで、皆様お問い合わせありがとうございます。しかも僕に似て、ほがらかで才能に溢れる方で兄として鼻が高いです。妹よ、直太朗と僕と末永くお幸せに」との祝福コメントを用意したそう。しかし、17日夕方までに1件も問い合わせが来ていないことを告白していた。
(夏木バリ)