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「短時間でSEXをする技術」を教えるリアルナンパアカデミーの胡散臭さ 和姦の証拠のため“ハメ撮り”もレクチャー

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(※イメージ画像)Photo by Graham Campbell from Flickr

 ナンパ師が女性の口説き方を教える「リアルナンパアカデミー(RNA)」の受講生だった2人の男性が、グラドルとして活動する20代の女性に対し、酒を飲ませた上で乱暴したとして、準強制性交の疑いで逮捕された。

 2人はセミナーが管理するマンションの部屋(通称「ハウス」)に女性を連れ込み、ウオッカなどの酒を大量に飲ませ、抵抗できない状態で暴行。容疑者のうち1人は「同意の上だった」と容疑を否認しつつも、100人ほどの女性を「ハウス」に連れ込んだと自供している。さらなる余罪が出てきてもおかしくない状態だ。

 そんな中、発売中の「フライデー」(講談社)に、事件と同様の手口で容疑者に暴行されたという女性の証言が掲載された。その女性は街で容疑者に声をかけられ、居酒屋で飲んだのち、「ダーツをしようよ」と提案され、ハウスに連れてかれたという。ハウスでは、酒をグイグイ飲まされ、泥酔した状態でセックスに至ったそうだ。酒に酔わせて正常な判断ができない状態でセックスする、というのが容疑者の常套手段だったようだ。

 ここで気になるのは、「ナンパで確実に結果を出せる最強のノウハウを提供します」と謳うリアルナンパアカデミー(以下、RNA)が、一体どんなナンパ法を指南していたかということだ。

 一口にナンパと言っても、「出会い目的」「彼女が欲しい」といったさまざまな目的があるが、RNAは「たくさんの女性とセックスをする」ということに並々ならぬこだわりを持っている。ホームページ中の「ナンパ教材」の紹介ページには、「短時間でSEXをする技術」「効率良く女の子とSEXすることができるようになるノウハウ」といった言葉が並べられている。また講師のブログによれば、RNAの受講生同士で、いかに多くの女性とセックスしたか競う対決も行なっていたようだ。

 ホームページには、「1人の女の子とSEXをするまでの時間を短縮すればするほどたくさんの女の子とSEXできるようになります」という言葉もあるが、女性の合意なしに関係を持った場合、ただの犯罪行為になるのは言うまでもない。

 一応、ホームページには「ナンパに関する法律」という項目があり、「女の子が酒で泥酔して抵抗できない状態にして、セックスをした場合準強姦が成立し、強姦と同じ罪になります」「性行為自体は合意で行ったけれど、他の面で女の子が嫌な思いをして被害届を出されるという可能性もあります」といった記述されている。そのため、「違法行為をしてない証拠を残す」ことが重要と説明している。女性との会話や行動を録音・録画するといったことだ。

 今回、RNAの塾長も「フライデー」の取材に「ウチはトラブル回避のため、セックス中の動画を残すなど、合意の上で関係を持ったという証拠を残せと指導してきましたから」と答えている。ナンパ師なりの自衛かもしれないが、ハメ撮り撮影は合意なのだろうか? 自衛のためという建前だが、そのデータがリベンジポルノとして悪用される懸念もある。「フライデー」に掲載されたRNAのマニュアルには、ハメ撮りを自然に行う手口が記載されていた。

自分はナンパと無縁だと思っていても危険

 全体的に“胡散臭さ”が漂うRNAだが、こうしたものを頼りにする男性が本当にいるのだから驚く。RNAの指導に違法性があったのかは現時点で明らかにされていないが、逮捕された受講生が行なった行為は完全にアウトだ。

 RNAのホームページには、どのような女性が狙いやすいなどの記述はなかったが、講師のプロフィールには、「どんな系統の女の子もゲット」「貞操観念の強い子も確実に落とす」といった文言がある。一般的には「ナンパ=キレイな女性がされる」というイメージがあるが、「たくさんセックスをしたい」という目的から、女性の容姿など二の次、まさにモノ扱いで穴さえあれば誰でもハメたいナンパ師もいる。つまり、どんな女性であっても被害に遭う可能性はあるということだ。

 もちろん自分が「してもいいかも」と思ったのなら、自己責任で関係を持てばいい。それでも、見ず知らずの男性によくわからない場所に連れてかれそうになった時点で「ヤバイ」ことは確かで、RNAのようにハメ撮りまでされてしまうリスクもある。すべてのナンパが悪だとは思わないが、誘いに応じるにしても十分に用心したい。

(法月ゆう)