
左:三浦春馬Instagramより/右:三吉彩花Instagramより
5月25日発売の「FRIDAY」(講談社)にて三浦春馬(28)と三吉彩花(21)が「深夜デート」を楽しむ姿が掲載された。記事によると、同誌は5月中旬、港区青山の路上で2人を発見。隠れ家風バーに深夜2時まで滞在した後、揃って大通りに向かったという。その後、三吉彩花が話しかけると三浦春馬は驚き、一度バーに戻ったそうだが、すぐに出てきたそうだ。そして、お店から出てきた三吉彩花は三浦春馬が先程まで着用していたトレーナーを着ていたという。同誌には、2人のツーショットや、三吉が三浦のトレーナーを着用している写真も掲載されている。
独身2人の仲睦まじいデート現場と、何も騒ぎ立てることのない微笑ましいスクープだ。しかし同誌は、記事冒頭から当日の三浦春馬の服装を「エンジ色のキャップと黒縁メガネ、黄土色のトレーナーにスポーツバッグという、ダサめの格好」と称し、三吉がトレーナーを着用した様子を表す際にも「三浦のダサいトレーナー」と説明。一貫して、三浦春馬の私服に「ダサい」とダメ出ししている。
熱愛報道を機に私服がダサいと注目を集めた例なら、高橋一生(37)が記憶に新しい。18年2月に「FLASH」(光文社)にて森川葵(22)との交際を報じられた高橋一生だが、熱愛よりも彼の私服に話題は集中した。写真に写る高橋一生は、タイトな黒のライダースに黒の緩いシルエットのパンツを着用し、黒のキャスケットを被って、腰にはシルバーの太めウォレットチェーンをぶら下げていたため、ネット上では「予想屋ファッション(笑)」として小馬鹿にされている。同月発売の「女性セブン」(小学館)にて“インスタの女王”と呼ばれているタレント・MISATOとのデート現場をスクープされた時の福士蒼汰(24)も同様の扱いを受けていた。
近年、相次いで不倫報道がスクープされ、並の熱愛記事では記事としてパンチ力に欠けるのかもしれない。しかし、洋服はあくまで個人の好みであり、多様化するファッションにおいて万人が「ダサい」と罵ることは不可能だ。明確な基準のないファッションセンスを、一部の人間の物差しで測った感覚で叩くことのほうがよっぽどダサいのではないだろうか。
(夏木バリ)