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オナニー国際調査 アダルトグッズユーザーの「性生活満足度」は圧倒的に高まる!?

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Photo by Yellow Girl from Flickr

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 三度の飯もオナニーも大好きな淑女の皆様に耳より情報です。みんなの大好きなオナニーもといセルフプレジャーグッズirohaを販売する株式会社TENGAが、世界オナニー事情を大調査した結果を発表しました! その名も「マスターベーションに関する大規模グローバル調査」。本調査は、ヨーロッパと北米、南米、アフリカ、アジアオセアニア地区の18カ国を網羅的に対象とし、18歳~74歳までの1万3039人にインターネットでのアンケートを実施したもの。早速見てみましょう!

 今回実施されたTENGAの「マスターベーションに関する大規模グローバル調査」の対象国は、ブラジル・メキシコ・韓国・イギリス・日本・香港・台湾・オーストラリア・フランス・ドイツ・アメリカ・インド・南アフリカ・ロシア・サウジアラビア・中国・ケニア・ナイジェリアです。

 男性の「オナニー経験」の有無は、ケニアとナイジェリア(ともに68%)以外の16カ国は80%以上。ほとんどの国で9割以上の男性がオナニー経験者です。しかし女性の場合、トップのブラジルで83%。続くイギリスが78%、オーストラリアが77%、ドイツとアメリカが76%となっており、日本は58%と全体で13位、世界平均よりも低い結果でした。意外と少なく感じますね。女性も男性同様に9割が経験者だとばかり……。頻度に関しては、日本女性の38%が「あまりしない」、10%が「年に数回」と回答。しかし週1回以上オナニーしている人の平均頻度は「週3.6回」でした。

 驚くべきは、「性生活満足度(Good Sex Index)」の低さです。これは「パートナーとの感情的なつながり」「マスターべーションの頻度と質」「総合的なオーガズムの頻度と質」など10項目について、「満足度」と「その項目は以下に重要か」を掛け合わせて比重し、100pt満点で示した指標ですが、なんと日本は最下位の37.9pt。上位はインド(85.6pt)、メキシコ(82.3pt)、ブラジル(81.2pt)でした。

 しかし、アダルトグッズ使用者に限って見れば、非使用者よりもその「性生活満足度」は高いという結果が出ています。特に「マスターべーションの頻度と質」「総合的なオーガズムの頻度と質」は、アダルトグッズ使用者の方が圧倒的に高いという結果に。心身の健康のためのマスターベーション、文明の利器はどんどん使うが吉。ちなみに日本女性のアダルトグッズ使用者のうち89%が「バイブレーター・ローター」を所持しています。また、オナニーの際に毎回アダルトグッズを使用するのは49%とのことでした。

 さらに!「一人でマスターべーションをしている時と、他人と性行為をしている時のどちらがより快楽を感じますか」という設問も興味深い結果でした。「マスターベーションのみ」は日本男性15%に対して日本女性27%で、「セックスのみ」は日本男性51%に対して日本女性37%。「どちらも」は日本男性34%、日本女性36%でした。つまり、男性の半数は「セックスの方がより快楽を感じる」けれど、女性はそうでもない……? 「どちらも」快楽を感じたいですけどね。

 最後に、再び「性生活満足度(Good Sex Index)」について考えてみましょう。日本の男女が性生活において重要視している項目は、1位「パートナーとの感情的なつながり」、2位「性交の質」、3位「自分の性的ニーズに対する、パートナーからの配慮」だそうです。「総合的なオーガズムの頻度」は7位、「性交の頻度」は8位。重要なのは頻度よりも「配慮」「質」そして「感情的なつながり」なのですね。

 messy的には、性と愛、つまりセックスとラブが必ずしも一致する必要はないというスタンスですし、女性が選ばれるの待ちではなく自らやりたい相手を選んでセックスする姿勢を応援し、レジャーとしてのセックスを(セーフティに)楽しむことも肯定しますが、でもやっぱり「性と愛」を一致させたい方は多いのでしょう。ロマンチック・ラブ・セックス、おおいに結構! そして「感情的なつながり」を濃密にするのはやはりコミュニケーションですよね。所詮他人同士ですから言わなきゃわからないし、言ってもわからないならもっと説明しなきゃダメ。皆様がより良き性生活をお送りできますよう。

(messy編集部)