5月29日放送の『有田哲平の夢なら醒めないで』(TBS系)に、“再現ドラマの女王”と言われている芳野友美(37)が出演。安過ぎるギャラを明かして物議を醸している。“バイトから抜け出せない芸能人”として『有田哲平の夢なら醒めないで』に参加した芳野友美。これまでに、『踊る! さんま御殿!!』や『行列のできる法律相談所』(ともに日本テレビ系)などで合計300本以上の再現ドラマに出演しているが、現在も建設事務所の経理として週5でバイトしているという。
この生活にMCの有田哲平(47)は「あんだけ再現ドラマ出たりCMも出ているのに」「別にバイトしなくても…」とコメント。すると芳野は「バイトをしないと全然生きていけない」と明かし、その証拠として芳野の自宅を映したVTRが公開された。
家賃5万5,000円である芳野の部屋には、衣装やカツラがびっしり。というのも、再現ドラマの衣装は自前が基本らしい。しかも1回のギャラは約1万円で、芳野は再現ドラマ役者として月にわずか3万円ほどしか稼げていないと語る。
ドラマによっては新しく服を買うとも言っていたが、1回1万円では赤字になりそうな気が。そもそも拘束時間などを考えると果たして時給換算いくらになるのか、最低賃金を下回っていそうである。それでも「再現VTRに予算はかけられない」というルールから、出演役者のギャラは低く抑えられているのかもしれない。ある意味これも“やりがい搾取”と言えるのだろうか。
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