
「小山も~あっそーれ、小山もっ」
NEWSの小山慶一郎(34)と加藤シゲアキ(30)と思われる飲み会の音声データがネット上に流出し、週刊誌も報じるところとなった結果、ジャニーズ事務所によって小山は活動自粛、加藤は厳重注意という処分が下された。ファンは悲鳴を上げているが、「ジャニーズアイドル」という看板を外して彼らの行動を見ると、かなりイタい。
今回流出した音声は小山がコールで飲酒を煽っているもので、SEKAI NO OWARIの「Dragon Night」にのせて「××がっ、飲んでないっ、××がっ、飲んでないっ」「さんさんっ、にーにー、いちいちせーのっ!」「小山も~あっそーれ、小山もっ」と歌っている。別の音声では「××ターゲット、××ターゲット、飲み干せっ! はいっ、はいっ、はいっ、はいっ」と別の女性にイッキ飲みコール。学生のバカ騒ぎのノリで、いい大人のスマートな飲み会とは程遠い。
酒を煽られていた女性は「20歳」と年齢を偽っていたそうだが、実際は19歳の未成年。飲み会は昨年12月頃に行われ、小山や加藤の行きつけの六本木の店だったという。ジャニーズ側は相手が年齢詐称していたと主張しているが、この問題を報じた「週刊文春」(文藝春秋)は、「女性が未成年であったことを確認しており、また小山は過去にも複数回彼女と会っている」と、真っ向から対立している。
興味深いのは、「文春」に小山の飲み方について話している知人女性の証言だ。いわく、小山は「もー、カワイイ! おじさんは、可愛い子がお酒飲んでるだけで嬉しい!」といったノリでいつもご機嫌らしい。小山と親しい現役女子大生は「小山君の友達が、彼が気に入りそうな女性を集めるのがお決まりで、男性数人に女の子が十人以上集まることもザラ」とも明かしていた。加藤の方はというと、女の子をお持ち帰りしたりすることはあまりなく、男友達と飲む方が楽しいような感じらしい。
これだけ聞くと加藤が硬派のようにも聞こえるが、そもそも30過ぎの男性芸能人、特に売れっ子俳優たちに関して言えば、いつまでも20歳前後の女性とドンチャン騒ぎを続けているような者は少ない。小山と同じ35歳前後である小栗旬(35)、鈴木亮平(35)、田中圭(33)、赤西仁(33)、水嶋ヒロ(34)、山田孝之(34)、松山ケンイチ(33)など人気者たちは、若い頃こそヤンチャな話のあった者もいるが、現在は男同士の飲み会メインにシフト。あるいは家庭を持ち落ち着いている。
前述の面々と小山を比較すると、その“イタいおじさんぶり”は明らか。そもそも、女性が「20歳」と自称していたとして、それでも飲酒解禁したばかりの年齢だ。そんな女性にコールをかけてイッキ飲みを煽る行為自体、危険極まりないもので大人のやることではない。大人の男としての魅力がゼロであることがついに白日に晒された小山。何度も改善の機会はあったはずだが、成長せずこのような事態になってしまったことがひたすら残念でならない。
(ゼップ)