6月23日、HKT48の宮脇咲良(20)がTwitterを更新。痩せすぎている体重を明かしたことが物議を醸している。6月に開催された総選挙開票に向け、朝ごはんだけを食べるというダイエットをしていたという宮脇。
「プロフィール公開で体重46kgになってたけど、総選挙に向けてここまでダイエット頑張ったよ」と綴り、42.8kgと表示された体重計の画像を投稿した宮脇。「朝ごはんだけしっかり食べるダイエット、ありかも…(選挙前の期間は緊張であんまり食べられなかったのもあるけど)健康に綺麗に痩せる方法、探そ」とツイートしていた。
宮脇の身長は公式プロフィールで163cmと記載されており、体格指数(BMI)で計算すると16.11という値になる。BMI18.5以下は“低体重”とされれているので、宮脇の体重は基準を大きく下回る“低体重”ということになる。163cmだと58.45kgが適正体重だ。いわゆる「モデル体重」「美容体重」よりも低い。
体重を公開した宮脇には「これは痩せすぎだよ」「無理しちゃダメだよ」「さくちゃん細すぎて心配だよ~」と、ファンから体調を気遣うリプライが。これを受けて宮脇は直後に「みんな心配かけてごめんね ちゃんと食べて、運動するダイエットにシフトチェンジしてるよ! 健康第一」と説明している。
しかし十分鍛えられ引き締まっているであろう宮脇の体。これ以上「痩せよう」と思っているとしたら心配だ。“ダイエット”は一時的かつ急激なものではなく、健康的な体でいるために継続する生活習慣であることが重要である。
ファンが心配しているのは、宮脇がすでに標準よりも随分痩せているのに、さらにダイエットをすれば“美しくなる”“頑張っている証になる”と考えていることではないだろうか。
宮脇のように若い女性たちの憧れになるような著名タレントが、安易に“ダイエット=努力の証”と発信してしまうことは危険を伴う。すでに宮脇のTwitterには「さくちゃんすごい! 参考にします」「私もダイエットしなきゃ!」「体重測って44kgになっていたから結構痩せたかと思ったのに、宮脇さんの体重を見て一気に自信がなくなった」といった、宮脇を真似しようとする女性ファンからの声も寄せられている。
無理なダイエットには医療界から警鐘が鳴らされ続けているが、それでも主に美意識の高い女性たちの間では“痩せ信仰”がなくならない。そこには芸能人たちの言動も関係しているだろう。