
重本ことりオフィシャルブログより
アニメ『妖怪ウォッチ』の主題歌でブレイクした5人組「Dream5」の中心メンバーだった重本ことり(21)が、テレビ番組の発言により“炎上”している。彼女のTwitterアカウントには、多くのAAAファンが「謝れ」とリプライを飛ばしている状況だ。
7月4日に東海テレビで放送されたバラエティ番組『ブラ迷相談部 その悩み!小杉と吉田まで』にゲスト出演した重本ことりは、「彼氏ができないんですよ。セフレばっかりできちゃって」「彼からしたら何人かいるうちのひとりだと思うけど、切られるのが怖くて『好き』とか『付き合って』とは言えない」と告白。過去にそういう関係になった相手として、ブラマヨの2人も知っている有名アーティストだとほのめかし、名前を聞かれるとハミングで「フンフンフーン」とグループ名のヒントを出した重本ことり。すると吉田敬がメモを三枚並べ、「こういうことでしょ」と、そのグループ名が“三文字”であることを示唆した。これが、「Dream5」時代の先輩アーティストグループである「AAA」の事を示しているのではないかとして、AAAファンが激怒したのだ。
AAAとDream5は同じエイベックスに所属。Dream5が解体する以前は、先輩後輩の中で親しく、Dream5メンバーたちは憧れの存在としてAAAの名前をよくあげていた。番組で重本ことりやブラマヨが直接的にAAAの名前を出したわけではないが、ファンは敏感に反応した。
その後、重本ことりはTwitterとブログを更新し、「AAAファンのみなさんへ」「昨日から、私のことを今まで知っていてくださったAAAファンの方や、そうでない方も、私のツイッターやブログのコメントに集まってくださり、たくさんのご意見をいただいている」とした上で、「消えてほしいと思うくらい嫌いなアーティストのSNSにいつまでもいるのではなく、ご自分の応援するアーティストのSNSに帰ってください」と挑発的なメッセージを投げかけた。
煽られたAAAファンはさらにヒートアップし、「先輩に迷惑かけるような、傷つけるようなことなんで言うの」「たくさんのAAAファンがあなたの公共の場でした周りを考えない発言に怒ってるんですよ」「『事実だから」ではなく、芸能界にいる以上、常識ってやつをもう少し考えるべき」「芸能界から消えろ!」「きちんと謝罪なり違うなら説明してください」「事務所辞めたからって先輩のとこネタにして楽しかった?」「売名行為ですか?それなら自分の努力でやってもらえますか?事務所に対する復讐?お世話になった大先輩を巻き込むことはやめてください」等々、謝罪や発言撤回を求めるリプライがTwitterアカウントに寄せられている。
重本ことりは2006年にエイベックスのオーディションに合格して10歳で芸能界入り。『天才てれびくんMAX』(Eテレ)のてれび戦士として活躍、「ピチレモン」(学研プラス)のモデルやDream5の活動で、一時は売れっ子だった。しかしエイベックス退社後の2017年に暴露本『黒い小鳥』(鉄人社)を出しており、当時は薄給だったことや学校でひどいイジメにあったことなどを綴っていた。
彼女は本格的にAAAファンを敵に回したが、のみならずエイベックスにも宣戦布告したと言っていいだろう。Dream5として活動していた10代の頃に、「セフレ」として「都合のいい女」をしていたというのは彼女自身のタレントイメージ的にマイナスではあるが、相手にとってもそれを暴露されることは致命的。それにしても、『天才てれびくんMAX』や「ようかい体操」で多くの子供達のハートを掴んでいた彼女の様々な暴露は、イメージ戦略などどうとでもなるというテレビの闇を如実に表している。