
18禁出会い系実況!
こんにちは! 白雪魔夢子です。
出会い系サイトを1年以上やってきた白雪魔夢子がもっともスルーするメッセージを紹介いたします。女子からの返信率0.00001%のメッセージがこちら!!
『こんにちは!よかったらお話しませんか?』
そして、これを言う男に限って、プロフィール写真もプロフィール文も書いてないヤツが多いのです。例えるならば、昼間、街を歩いていたら、サングラスにマスクの男が現れて「こんにちは! よかったらお話しませんか?」と言っただけでただ突っ立てるようなもんじゃないでしょうか。
このようなメッセージを見たときの女性の正直な反応はこうです。
『一体、お前のどこに興味をもてばいいんだ。こっちはキャバ嬢じゃねえんだよ。
「プロフィール写真がないとか、逆に斬新~!」なんてノリノリで答えるわけないだろ!!』
しかし、この手のメッセージをなぜか定期的に送ってくるKという人物がいて、白雪はしだいに気になり始めました。というのも、彼は一ヵ月に2度ほど「こんにちは! よかったら話しませんか?」というメッセージを、一言も変えずに送ってくるのです。
名前はK氏。年齢は20代前半。プロフィール文はもちろんなし。プロフィール写真もなし。彼は私にメッセージを送っているという自覚があるのか。それとも、本物のおばかさんで毎回、知らない人だと思って送っているのか。それともなにか特別な事情があるのか。疑問に思った白雪はついに彼にメッセージを送ってみたのです。
謎に包まれているK氏。もしかして職業は……
すべてが謎に包まれていたK氏でしたが、メッセージを送ってみると、さらに謎が深まりました。K氏は大学生。趣味は楽器。「歌を歌うのも好き」だと言われたときは、普通の男の子だなあと思ったのですが、写真をねだると、風景をすべて黒で塗りつぶした写真を送ってきたんですよ。なぜ背景を黒く塗りつぶすのか……。特定が怖いの??
家がまあまあ遠かったので、そっちの街に行こうか? といっても、かたくなに断ってくるし、K氏、実は国際的スパイなんじゃないかと思うほど。そう考えると、あの出会い系サイトのメッセージも『印象に残らない文』として、テンプレートのような気もする……。
待ち合わせ当日。駅で待っていると、ベビーフェイスで太い眉と黒縁眼鏡が印象的な男の子があたりをきょろきょろしながら、こっちへ向かってきました。
K氏、人見知りなのか、とにかく喋りません。白雪が気を遣って、あれこれ質問してみても、「はあ」「まあ」「そうですね」って、どれだけ秘密主義なの!!
これからわたしたち、ホテルに行くんだよ!? ちゃんとすっぽんぽんになって私に裸体を見せられるのかい!? 白雪はセックスする前から、疲れを感じていました。
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