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福山雅治の人気は衰えていなかった!? 「歌手・福山雅治」の需要

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福山雅治 インスタグラムより

福山雅治 インスタグラムより

 2015年9月に吹石一恵(35)と結婚して以降、人気が急落したと言われて久しい福山雅治(49)。確かに一部ではそういったデータも出ているが、今でも十分、大スターとしての存在感は健在だ。

 2016年4月期のドラマ『ラヴソング』(フジテレビ系)で、福山は結婚後初となる連ドラ主演を果たしたが、全話平均視聴率は8.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)と残念な数字に。第1話目から10.6%だったことは、脚本の問題ではなくそもそも“主演・福山”の注目度がそこまで下がっていることの証左だと見られた。2013年4月期の主演ドラマ『ガリレオ(第2シーズン)』(フジテレビ系)の全話平均視聴率が19.9%だったことと比べると、この下がり幅は確かに大きい。

 2016年10月に公開された主演映画『SCOOP!』も、興行収入が7億円程度と寂しい数字に。こういったことから、ネット上では「福山雅治は終わった」「結婚して完全にファンが離れていったね」「もう福山雅治では数字を取れない」といった批判に晒されてきた。

 しかし一方で、ライブ動員記録はいまだにかなりの高水準を誇っているのだ。2018年の1月から4月にかけて行われたライブツアー「WE’RE BROS. TOUR 2018」では、大阪城ホール4daysをはじめ、日本武道館、エコパアリーナ、マリンメッセ福岡などキャパが万単位の会場で公演。11会場26公演の大規模なツアーを完遂した。

 さらに「FUKUYAMA MASAHARU DOME LIVE 2018 暗闇の中で飛べ」では、京セラドーム大阪2days、東京ドーム2daysを敢行。チケット料金は9,500円と決して安いものではなかったが、見事に成功させている。しかも福山にとってドーム公演は4年ぶり、結婚後としては初だった。

 “イケメン俳優・福山雅治”の代わりは、これからも続々と出てくるだろう。しかし“歌手・福山雅治”の代えはきかない。福山の歌を歌えるのは福山だけなのだ。結婚を機に、福山の進んでいくべき道筋は定まったのかもしれない。