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アイドルたちの給料が安すぎ! 両国国技館でライブ、オリコン4位でもアルバイトが必須の薄給

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プー・ルイ 公式Twitterより

プー・ルイ 公式Twitterより

 7月18日に公開されたYouTubeの動画「【ガチ】アイドル時代の給料公開します。【BiS】」で、アイドルグループ「BiS」の元メンバーであるプー・ルイ(27)が、アイドル時代の月収を公表。あまりの少なさにファンが騒然としている。プー・ルイは今年3月にグループを正式に卒業し、公式YouTubeチャンネル「新生YouTuber研究会BYS」した。

 給料は3カ月に1回歩合制で入るらしいのだが、2018年1~3月分の給料は35万3,482円だったという。1カ月に換算すると、月給およそ11万8,000円だ。当然この額では暮らせていけなかったようで、プー・ルイは週2でアルバイトをしていたそうだ。

 売れていないアイドルならともかく、「BiS」はその間、全国ツアーを敢行し、両国国技館でのライブも成功。さらにメジャーデビューシングル「WHOLE LOTTA LOVE / DiPROMiSE」はオリコンランキングで4位に入るなど、そこそこ売れている印象を与えていた。このシングルを買うとチェキ会への参加権がゲットでき、もちろんプー・ルイもチェキ撮影に応じていた。チェキの売上は収入に直結しなかったようだ。

 つまり、2018年1~3月は「BiS」として「稼いだ」時期のはず。しかもプー・ルイはグループのリーダーでファンの人気もあるメンバーだった。それなのにバイトをしていかなければやっていけないとはなんとも夢のない話。ファンからも「月100万以上は余裕だと思っていた」「さすがにこれは酷い」「両国国技館やってそれはヤバいでしょ」と驚きの声が上がっている。BiSおよびプー・ルイは炎上系アイドルでもあったが、【ガチ】でその給料だったのならやはりファンには衝撃だろう。

 ちなみに、仮面女子の神谷えりな(26)も2017年11月にYouTubeで給与明細を公開しているが、彼女が明かした手取り金額は47万7,426円/月だった。その額だけを見ればそこそこ貰っている気もするが、稼げる期間が限られている職業・かつ自営業者として保険や年金、税金などをその中から捻出しているとしたら、なんともいえない。

 また神谷えりなは、静岡県から上京したての頃は「給料が2万、3万……。1万いかない時もありました」「ご飯も食べられないくらいで、家賃もずっと滞納しちゃうぐらいお金も無くて。貯金を切り崩してマイナスになるくらいまでいったりとか」とも告白。

 駆け出しのアイドルは売り出し用のプロモーション活動が大事で、ブレイクする前には事務所が赤字になるほどお金をかけなければいけないことはよく言われる話。芸能界のあるあるネタであるが、そのシステムの効率は果たしてベストなのだろうか。そのしわ寄せをアイドルたちに担わせるのは少し違うのではないか。アイドルたちが“パパ活”などに走る必要もなくなるよう、ビジネスの構造改革を検討してもいい時期かもしれない。