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29歳バスケ男子と汗だく・汁だくセックスに挑戦したら死にかけた

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 こんにちは! 白雪魔夢子です。主よ。わたしはダークサイドに落ちました……。

 わたしは扇風機&アイスでなんとかこの夏を乗り切ろうと思っていたのです。しかし、連日の寝苦しい夜に耐えきれず、一度だけクーラーをつけました。そしたら………。

 気持ちよすぎて、そのまま10日を過ぎた今も、クーラーつけっぱです………orz

 今日も、涼しい部屋の中で目覚め、「ちょっと肌寒いかな?へへ……」と言いながら、カーテンを開け、ギンギラリンの太陽を見て、「今日も暑くなりそうだなあ(他人事)」と思った次第です。もはや、『暑い』ということをまったく思い出さなくなっちゃったくらいだよ……。

 そんな『暑さから逃れた』白雪の元に届いたのは、こんなメッセージでした。

『はじめまして! 魔夢子さん。都内でエンジニアをしているAです。好きなことは筋トレとスポーツ観戦。汗をかくのが好きです。一緒に気持ちいい汗をかきませんか? アウトドアデートなら、任せてください!』

 気持ちいい汗……?

 メールをくれたA氏。きっと、なんの下心もなくこのメールをくれたのだと思いますが、わたしのエロアンテナにひっかかりました。

 そうか……たしかに、最近汗をぜんぜんかいてないもんね……。セックスで気持ちいい汗をかいたら、気持ちもリフレッシュできそう。

 夏の暑さで噴き出す汗はいやだけど、セックスで流す汗は最高。そう思った白雪は、彼に返信してみることにしたのです。

バスケが得意なA

 彼はweb関係の仕事をしている29歳。自己紹介文には『新しい友達やごはんに行ける人ができたらいいなと思い、登録しました。性格は人懐こいかな? ギリギリうざくない……と思いたいです笑』と書いてあります。

 プロフィール画像には、タンクトップでピースサイン。なぜか口元だけモザイクのA氏。でも、そこもかわいく思えてきました。80年代のUKっぽい刈り上げ&リーゼントも、一歩間違えばダサいけど、A氏がやるとイケてみえるのよ♡

 高まる期待。イケメンとセックスできる予感。そんなこんなでメールのラリーをして、あっという間に待ち合わせ時間になりました。

 実際に見たA氏は、身長がたかくて、すらーっとした細マッチョでした。体つきは男らしいのに、太い眉も目元も垂れていて、優しそうな雰囲気がエロい。今日のファッションはカーキのタンクトップとバスケパンツ。スケボーでも抱えてそうな雰囲気です。

 駅に行くまでの間、お話していると、A氏はバスケも得意なのだそう。高校時代はバスケ部だったんだって。今も地元のレバンガ北海道を応援しているらしいです。

白雪「わたしも昔、スラムダンクの影響でバスケに憧れたんだけど、毎回ボールもって3歩歩いちゃって、ファールとられまくったんだよね~」
A氏「あはは、ウケる」
白雪「全然歩いた覚えがないのに~~!」
A氏「3歩ってあっという間だもんね。持って、踏み出したらすぐパスかシュートしないと」
白雪「そういえば、A氏、レバンガ北海道が好きなんだよね? 試合見に行ってるの?」
A氏「昔は行ったことあるけど、今はアプリで見ることが多いよ!」
白雪「へ~! アプリなんてあるんだ!」

 そんな話をしているうちにホテルに到着。A氏、さりげなく前に歩いて行ってお会計をしてくれました。スポーツマンシップにのっとり、我々はこれから、汗だくになってセックスすることを誓います!!

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白雪魔夢子

大学卒業後、プロニートとして活動。毎日15時間オンラインゲームをして、ギルドマスターまで上り詰める。しかし、三十路を過ぎ、ふと「私。もしかしてやばい奴なんじゃ?」と思い直す。その後、奮起し、出会い系サイトに登録。『どうしてそうなった』という忠告はおやめください。