
あんたたち~
降ってわいた二宮和也(35)、松本潤(34)の結婚報道と櫻井翔(36)の新熱愛報道で、ファンを阿鼻叫喚の渦に陥れた嵐。彼らは2019年にデビュー20周年を迎え、今秋から全国ドームツアーをスタートさせる予定だが、記念すべき一年の幕開けを前にして、とんだスキャンダル報道だ。もちろん、恋愛や結婚は不祥事とは全然違うけれども、ファンにとってショックだという点では同じ。
アニバーサリーイヤーに、あるいはアニバーサリーイヤー目前に「とんでもないことが起こる」というのは、もはやジャニーズグループの“定番”となっており、嵐もか……と偶然の一致に驚いたファンもいるのではないか。
たとえば小山慶一郎(34)のチャラ飲みイッキコール音声流出事件や、手越による「嵐は東京ドームで口パク」事件など、上半期に不祥事を起こして悪目立ちしたNEWSも、実は今年が結成15周年という記念すべき年。増田貴久(32)以外の全てのメンバーがやらかしているという危機的状況で、グループの評判はどん底。せっかくのアニバーサリーイヤーが、過去最大級の悲惨な年になっている。それでも味の素スタジアムでも記念ライブは敢行したが、グループとして前途洋洋とはいえない状態だ。
アニバーサリーイヤーが散々なことになってしまったといえば、NEWSより辛いのはTOKIOだろう。来年はデビュー25周年ということでアルバムやコンサートが計画されていたが、山口達也(46)が未成年女子への強制わいせつ事件を起こしたことが発覚し、すべて白紙に。TOKIO4人での記者会見では、25周年イヤーの計画が頓挫したことや、音楽活動の休止が明かされた。バンドというスタイルをとっているうえ、ベースの山口が抜けた穴をサポートメンバーで補えるようになるまで、まだ時間がかかるかもしれない。
ファンにとって最大の悲劇は、アニバーサリーイヤーに突然の解散となり、解散ライブすらなかったSMAPだろう。2016年がCDデビュー25周年だったが、この年に解散。周知のようにSMAPは解散に至るまでの経緯が非常にごちゃごちゃしていたため、25周年には新曲リリースもコンサートも行わなかった。今までの曲をかき集めたベスト盤のアルバム『SMAP 25 YEARS』こそリリースされたが、ファンの無念はいかほどか。ただ解散騒動のおかげで大注目を浴び、アルバムは前作を大きく上回るセールスを記録し、なんと売上100万枚を突破している。
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