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ガチ恋ファンはアイドルも迷惑!? 「普通にアイドルとして見てほしい」と切実な訴え

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指原莉乃 インスタグラムより

指原莉乃 インスタグラムより

 なぜアイドルが恋愛することをファンが嫌うのかというと、アイドルに本気で恋しているからだろう。しかし“ガチ恋”が過ぎるばかりに、トラブルを起こしてしまうケースもある。最近のアイドルは昔に比べて身近になってはいるが、あくまで相手はアイドルで恋愛対象ではないとファンは自覚しなければならない。

 AKB48の岡部麟(21)は7月に配信した「SHOWROOM」で、「彼女感あるって言われてもさ、私的にはアイドルとして見てほしいから複雑よね」「私は普通にアイドルとして見てほしい。だって何か違う感情入ってそうじゃない?」とコメント。さらに“嫁感”があるとも言われるらしいのだが、「違うの。そういうのじゃなくて純粋に見てほしい」「だってさ、嫁感とかそうこと言う人って男子勢でしょ? ライブとか見てて『うわー嫁だわ~』とか思ってるとか嫌。嫌すぎる。頑張ってるな~って見てほしい」と話していた。

 つまり岡部はとにかく“ガチ恋”されるのは嫌だということだろう。ガチ恋の危険性は以前からアイドルたち自ら指摘しており、16年10月に配信された「日刊SPA!」の記事では元SKE48で元SDN48の手束真知子(32)が解説。彼女に言わせれば、ガチ恋をしたファンはだんだん、推しのアイドルに対する独占欲が強くなっていき、他のファンと話していることさえ嫉妬してしまうという。さらにこじらせると、「あの子は僕の応援を嫌がっているんじゃないか?」「あの子にとって僕はいないほうがいいんじゃないか?」と、病みだすこともあると語っている。

 現在のアイドルの距離感では、ガチ恋してしまう人が次々と生まれてしまうのは間違いない事実。また、“恋愛禁止”という掟がよりアイドルに対する独占欲を助長しているという指摘もある。

 そんなガチ恋勢の目を覚まさせるべく奮闘しているのが指原莉乃(25)だ。AKB48の選抜総選挙で3連覇を達成した紛れもないトップアイドルの指原だが、まず下ネタがエグイ。AbemaTVで放送されている『指原莉乃&ブラマヨの恋するサイテー男総選挙』では、TENGA、フェラ、オナニー、セックス中のイッたふりなど何にでも対応している。初キスの経験談も明かしており、アイドルに対して独占欲を抱いたり処女性を求めるファンをこれでもかというほど振り落とした。

 さらに元NMB48の須藤凜々花(21)は、17年6月の「日刊スポーツ」の取材に対して「恋愛禁止のルールで我慢できる恋愛は恋愛じゃないんじゃないかと思ってしまいました」とコメント。どんなアイドルも恋愛禁止を破る可能性を匂わせている。

 指原や須藤はアイドルの中ではイレギュラー的な扱いをされているが、彼女たちの行動はガチ恋勢の目を覚まさせているはず。ガチ恋勢は2人の発言がどのアイドルにも当てはまると知り、もう少し距離を置きながら応援するべきだろう。