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ぬらぬらアワビ多数…老け顔40代男性の写真フォルダにドン引きした夜

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こんにちは! 白雪魔夢子です。

先日、女友達から一枚の写真が送られてきました。
それは――おっぱいもろだしの写真!!

友人がウィンクしながら、推定Hカップのおっぱいをギュッと寄せ、だっちゅーのポーズ(古い)をしていたのです。

どう返せばいいのか迷っていると、苦笑いのウサギのスタンプとともに「あ、ごめん。送る相手、間違えた!」というメッセージが送られてきました。

おい、誰に送るつもりだったんだよ!!

思わず写真を保存しちゃいそうになった私でしたが、出会い系で知り合ったM氏(40代)のことを思い出し、保存するのはやめておきました。
今回は、白雪にとってありえない写真を持っていたM氏とのお話です。

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『魔夢子さん、タイプ♡ なので(*^^)v、メールを(*^^)v頂けませんか?(^^)

 M氏のメッセージは絵文字がたくさん! 文面だけ見ると、女子高生のような人でした。いや、いまどき女子高生もこんなメッセージ打たないか……?

 このメッセージを無視していると、『魔夢子さん、足跡ありがとうございます。メールを頂けず寂しいですが、足跡だけでも嬉しいです♡』と若干怖いメッセージが届きました。

 その後も、M氏は白雪にまめにメッセージを送り続けてくれました。女性には『返報性の原理』というものが有効で、プレゼントや好意を送り続けられるとその好意を帰さなくては、という気持ちが働くといいます。白雪はすっかりこの気持ちになってしまい、M氏にメッセージを送ったのです。

おじいちゃんみたいなM

 M氏のプロフィールを見て、びっくりしました。M氏の年齢は40代となっていますが、かなりの老け顔なのです。プロフィール写真は観光地で撮ったと思われるスナップ写真でした。

 第一印象は……「おじいちゃん感がすごい」。シャツのボタンを一番上まで留めているせいか、丸眼鏡だからなのか。ホームドラマに出てきそうな、優しげなおじいさんです。

 自己紹介文には『ちゃんと話しかけてください。足跡だけNG! 反応しないのであしからず!』と書いてあります。

 あれ。足跡だけでも嬉しいって言ってたよね……?

 M氏の絵文字だらけのメッセージと自己紹介文が全然合ってない……!!

 もうちょっと自己紹介文を工夫したら、女の子もメッセージを送りやすいだろうに、と思いながら、白雪は彼にメッセージを送りました。

「一夜だけの関係を望んでいます」

 そうメッセージを送ると(白雪は一応、毎回確認をとります)、「非常に残念です。OKです」と連絡がきました。

 またもや、前後の文の雰囲気が合ってないよ、M氏……!! 非常に残念だけどOKなわけ!?

 待ち合わせ当日。駅前で待っていると、今回もチェックのシャツをびしっと一番上まで留め、ベストを着たM氏がやってきました。シャツはズボンにin! おじいちゃん感が増してるゥ!

M氏「今日は暑いですね~」
白雪「そうですね、Hさん、その恰好暑くないですか?」
M氏「暑いです。でも、魔夢子さんに会うなら、一張羅を着なくちゃと思って」
白雪「あははは……」

 なんか、こういうAV見たことある気がする……。

「三十路の独身女がおじいちゃんとセックス」、うん、タイトルはこんな感じ……(注:M氏は40代です)

 しかし、とまどう私のちょっと前を早足で歩くM氏は、ホテルにまっすぐ向かっています。
おじいちゃんとのセックスを疑似体験できるかもな、そう思いながら、白雪は彼のあとをついてきました。

M氏の写真フォルダがヤバすぎる

 ホテルに着くと、M氏は「ラブホテルに来たのは久しぶりだよ」と言いながら、カバンを下ろしました気付け薬でも取り出すのかと思って見ていると、彼がとりだしたのは、スマホ。そして、室内をパシャパシャと撮りだしたのです。

 このとき、白雪はイヤな予感がしました。

 スマホ……カメラ……。その昔、写真が好きな男性とセックスしたとき、彼は私の顔入りの裸写真を断りもなく撮ったのです。まさかM氏も裸写真を撮りたいっていうんじゃないだろうな……。

白雪「Mさんは写真が好きなんですか?」
M氏「うん、知らないところに行ったら写真を撮るよ」
白雪「見たいです。Mさんの写真」

 白雪がさりげなく探りをいれると、M氏は意外なほどすんなりと承諾してくれました。

 なんだ。エロい写真が入ってるわけじゃないんだ、と思っていたのですが……。M氏の写真フォルダをさっさっとスクロールしていくと、白雪の顔がこわばりました。

 風景、風景、女の裸、具の写真、風景、風景、風景、具の写真、具の写真……

 まるで息継ぎをするかの如く現れる、具の写真……!! それも、なんかぬらぬらしていてクンニのあとのアワビなんです……。エロ写真っていうか、もはやグロ写真だよ!! しかも、M氏。写真を見せながら、チラチラと私の顔を確認してきます。

M氏「女の子のあそこって、みんな形が違っておもしろいよね。ぼく、関係を持った女の子のあそこは記念に写真を撮っているんだけど、いいよね? 顔は絶対に写さないから」

 いいわけないだろ!!!!!

 

今回の教訓『写真フォルダはクリーンにしよう』

 「顔は撮らないけど、あそこはいいよ♡」と言う女性って意外と多いのでしょうか……。白雪はビラビラがめちゃくちゃ大きい黒アワビなので絶対にイヤです。

 白雪が断るとM氏がごねまくったので、『関係を持った女の子』にならないように、フェラだけしてヌイてあげました。

 それにしても、M氏。もしもスマホを落とすなどして、写真フォルダを赤の他人に見られたらどうするんでしょうか……。ちょっと気になって、わたしも写真フォルダを見てみましたが、そこには宝石の写真ばかり保存されていました。ほッ……。

 冒頭の話に戻りますが、この出来事があり、私は友達のおっぱい写真を保存するのをやめたのでした。

 好きな人にパッと思い出の写真を見せたときに、おっぱい写真が出たら気まずすぎますからね!

白雪魔夢子

大学卒業後、プロニートとして活動。毎日15時間オンラインゲームをして、ギルドマスターまで上り詰める。しかし、三十路を過ぎ、ふと「私。もしかしてやばい奴なんじゃ?」と思い直す。その後、奮起し、出会い系サイトに登録。『どうしてそうなった』という忠告はおやめください。