皆様、こんにちは。永遠の真ん丸フルムーン顔、紗倉まなのコラムの時間がやって参りました。
東京でも大雪が降り、まだまだ寒い日が続いていますね。こんな、身体の芯から冷えてしまう寒い時期のデートの最終目的地といえば……「二人で身を寄せ合える温かい場所」、でございますよね?(確認の眼差し)
というわけで今回は、二人で身を寄せ合える温かい場所→密室→ベッドがあるところ→ラブホテル、とう短絡的な私の発想から引っ張ってきまして、『スムーズな ラブホの誘い方』というテーマに沿って語っていきたいと思います。(強引)
というのも、先日Twitterで、目黒の有名なラブホテル「目黒エンペラー」の中の方の呟きについてまとめられたものがサイトに上がっていまして、これが読んでいてとても面白かったのです。それがこちら『目黒のラブホの中の人が、ラブホの誘い方を教えてくれた』 という、【Togetter】まとめ記事になります。
実はですね、このホテル……以前、私もお世話になったことがあるんです。はい、はい、えぇそうでございます……。勿論仕事で、でございます。(寂)※撮影の場所として貸し出しもされているということで、グラビア撮影時に使わせていただいたのです。この目黒エンペラーの方が仰っている通り、外観だけでなく内部も、本当に綺麗で豪華なホテルなんですよね。何しろ【伝説のラブホテル】と言われ、たくさんの評価を得ている名門中の名門……。流石はラブホテルの帝王、目黒エンペラー様! ははぁ(土下座)
……というわけで、本題に入らせていただきますよ!
ラブホに誘う三段階ルール
Twitter上で「スムーズなラブホの誘い方」を皆さんに教授している目黒エンペラー様(の中の人)。この方曰く『ラブホテルに誘うには回数ではなくて、段階を経ることが大事』なのだそうで、その重要視されている『段階』というのも3つあるらしいのです。
まず、
◆適当にデートして、移動の際に「行くよ」と言い、女性に手を差し出し握って貰える
と、第一段階が完了。そして
◆手を握ったら相手の手を(痛くない程度に)強く握り、これで握り返してくる
これで第二段階が完了。さらに
◆そこの綺麗なホテルと、あっちの汚いホテルならどっちがいい?
と、2つのホテルを比較して女性に選ばせる……こうして第三段階完了、とのことらしいのです。
なるほどなるほど……。確かに『手を握る』行為って、相手に対して「生理的に無理!」と感じていたら拒絶しますよね。自分が相手に対して好意的でないと、一瞬躊躇してしまいがちといいますか。第一段階で手を握って貰えたとしたら、なかなかイケそうです。「手 を握る」のは、生理的嫌悪感を抱く相手にはできませんから、「エッチOK」のサインとして男性が受け止める行為なのかもしれませんよね(※あくまでも私の考え方ですが)。女性の心理を掴んでいるといいますか、一理あるかもしれないなあと、これについては納得です。
傷つきたくない男の子
ここからが今回のメインテーマなのですが、私が気になったのは、ラブホテルに誘う『第三段階』について。目黒エンペラー様が仰るには、例えば第三段階目で女性が嫌そうな顔をしたら「なにエロいこと考えてるの?(笑)」とからかうことで気まずい空気になるのを回避。反対に女性から「そりゃ綺麗なほうがいい」という反応をされたら、「マジで!? 俺と一緒だわ(笑)」などと冗談を言いながらホテルに入る。
ほほう……この絶妙な【押して引く】さじ加減、秀逸ですね。男性が誘う側という前提ですが、まさにプロフェッショナルでございます。ストレートに『ホテルに行かない?』と質問しているわけではありませんから、女性が「YES/NO」の返答をすることはなく、イコール「少なくとも断られることはない!」。女性が「ラブホ」の話題に対して怪訝そうな態度をとったり、明らかにイヤそうな顔をしたりしても、「冗談じゃん、俺べつに誘ってねーし」とスルーできるわけです。 一方で、女性が“その気”な態度を見せた場合には、「じゃあ行こっか」とスムーズにINできてしまう。主導権を完全に男性側が掌握できるトーク術ですよね。
でもこれって……率直に言って、『断られることを恐れている男子が、傷つかずにラブホテルに誘う有効法』ですよね。おまけに、主導権は男性側なので、女性も「なんとなく手を差し出されたから握っちゃったし、ホテル絶対行きたくないって言いだせない雰囲気だなあ……」と複雑な気持ちでGOしてしまう可能性も。最後の段階で「どっちがいい?」と訊かれて、「どっちもイヤ」と言って繋いだ手を離すという選択肢を迷わず取れる女性ならばいいのでしょうけど、流されて後で後悔する結果になることもあるのでは、なんて……。(※捉え方の問 題かもしれませんが、エンペラー様、気を悪くさせてしまったら大変申し訳ありません)
それに、第三段階で拒否反応を示したとして、「なにエロいこと考えてるの?(笑)」って男性にからかわれることで、女性側が傷つくこともありますよね(男性にからかわれるのって一種の羞恥プレイの様な気もしますし。ドMの私にとっては大歓迎な羞恥プレイですけどね、喝)。傷つきたくないのは、男性側だけじゃないんです。両者共にまだお互いの出方をうかがっている段階だからこそ、女の子も、「嫌われたくない」とか「バカにされたくない」って、怯えと戸惑いの気持ちを抱きながら隣を歩いているかもしれません。