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日本初上陸バイブは、驚きのカメラ付き。さっそく挿入してみました!

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パソコンにアソコの内部が映し出されるんです。「SVACOM GAGA」YouTubeより

 自分の性器って、見たことありますか?

 女性器の俗称を伏せ字なしで堂々と掲載するmessyを愛読されているみなさんなら、かなりの確率で「もちろん!」と返ってきそうですが、実は私自身はそんなに積極的に自分の性器と相対してきたわけではありません。初めて目にしたのも、かなりオトナになってからのことでした。しかも、ラブホの鏡の前で脚を開き、「ほら、見てごらん」と相手の男性にいわれて……という定番の羞恥プレイがきっかけ。自分から積極的にそこを見ようという発想はゼロでした。

 今でも、「見たい」と思うことは特にありません。「ちゃんと洗って清潔にしておこう」「毛がうっとうしいから、そろそろブラジリアンワックスに行きたい」とは思っても、しげしげと観察する気にはなりません。指なりバイブなりでそこを気持ちよくするのは好きですが、それと「見たい」というのも、また別の話です。

 そもそも女性器って、位地的にとても見づらいですよね。例えば耳の内側も、鏡で見るには難しい位置にあります。よしんば映せたとしても、構造が複雑なので奥まではなかなか見えない。私は頻繁に耳かきをするほうなので、常に清潔にしているし、耳掃除によってある種の快感を得ているし、それなりに気にかけてはいるけれど、それが「見る」という行為にはつながらない……それだけのことです。

 自分の性器を忌避するでもなく、ことさら肯定するでもなく――私の性器に対するスタンスは、このレベル。確かに意識が高くはないでしょうが、性器に限らず、身体の他の箇所についても似たようなものなのです。

 そんな私の元に、話題のバイブ「SVACOM GAGA(スヴァコム ガガ)」が届きました。これ、なんと「高性能ビデオカメラ付きバイブレーター」なんです!

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ラブグッズ業界騒然のバイブです。

 それを知ったときの私の第一声は、「え、何を見ようっていうの?」でした。愚かですねぇ。だって、カメラ付きだろうと何だろうと、そもそもはバイブレーター。挿入するためのものです。そして、自分の体内に迎え入れたときに何が映るかというと……そりゃもう、膣内に決まっているじゃないですか!

 これまでにないアイデアを打ち出したのは、アメリカのバイブブランド「SVACOM」。以前にも書きましたが、欧米ではバイブにもブランドがあり、洗練されたデザインの高級バイブを世に送り出しています。SVACOMは日本初上陸で、ほかにも「人肌に温かくなるバイブ」や「タッチセンサーで反応するバイブ」など、ハイテクを活かしたアイテムを得意としています。これらの商品についても、いずれ機会があれば紹介していくつもりですが、もっとも度肝を抜かれたのは、文句なしでカメラ付きバイブでした。

 使い方はとても簡単です。付属のUSBケーブルでパソコンに接続して、ビューワーを起ち上げます(Windowsの場合は事前にビューワーをインストールします)。そしてカメラ機能をオンにすると、先端のライトがピカッと光り、これでもう準備完了。カメラが捉えた映像が、ビューワーに映し出されます。無駄が一切ないシンプルデザインもあいまって、まるで医療機器のようですね。

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桃子

オトナのオモチャ約200種を所有し、それらを試しては、使用感をブログにつづるとともに、グッズを使ったラブコミュニケーションの楽しさを発信中。著書『今夜、コレを試します(OL桃子のオモチャ日記)』ブックマン社。

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