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GACKTが持つ男への概念…“GACKTファミリー”への登竜門がヤバい

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GACKT特製鍋の威力

 最後に訪れたのは麻布十番のフランス料理店。GACKTの元専属シェフの泉さんが経営しているらしい。パンサーはGACKTから発せられた“専属シェフ”という言葉を耳にして、驚きのあまり3人で「専属シェフ~!?」と口を揃えて聞き返してしまうのだった。確かに“専属シェフ”だなんて、相当セレブな響きである。その元専属シェフである泉さんのお店に入ると、まずはGACKTと彼の出会いについての話題になった。

 もともとGACKTがBARを作ろうと思っていたそうで、その頃集まっていた仲間内の中に泉さんがいたらしい。そこでGACKTが、

「だったらオマエ、シェフやれよ」

 と提案したはずが、その後、結果的に泉さんを自分の専属シェフにスカウトすることになったのだとか。「だったら」が何にかかっているのか視聴者的には疑問であったが、「シェフやれよ」の一言で、すんなり引き受けちゃった泉さん。BARのシェフになるはずが、いつの間にかGACKTの体調管理を預かる専属シェフになっていたのである。人生って不思議なものだなぁ。

 そんなGACKTのお気に入り料理は“お鍋”だそうだ。「辛い物がすごく好きで、肌にも良くて、代謝も良くなる」ということを突き詰めて行ったら出来上がったという「GACKT特製 火鍋」をこのフランス料理店でお披露目した。それは地鶏の野菜を煮込んで作ったスープに、特製の合わせ味噌を加えたゴマ味噌鍋であった。洋風な内装の店内で、真っ白なテーブルクロスが敷かれたテーブルの上に用意されたミスマッチな火鍋。

 早速パンサーが味見をしようとしたところ、GACKTから“待った”が入った。「これでもねぇ、ちょっとねぇ……、ネギが入ってないから」と、GACKT的には納得いかない様子で物言いをしていた。どうやら、最後にGACKT特製のトッピングがあるらしい。そこへ、泉さんが「赤いネギをお持ちしました!」と、お皿にてんこ盛りの刻み唐辛子を持って現れたのだった。

 GACKTが言うネギとは唐辛子のことだったのである! お鍋の直径よりもワンサイズ大きめのお皿に盛られた、大量の刻み唐辛子を目撃してしまい動揺し始めるパンサーの面々。するとGACKTはそのお皿を手に取り、罰ゲームの如く一気にそのほとんどを火鍋の中に投入したのであった! もう、地獄絵図である。火鍋全面に、唐辛子の海原が広がってしまった。これが「GACKT特製 火鍋(完成形)」なのだとか。どう見ても逆に体に悪そうなんですけど~!

 GACKTはそのスープのお味をチェックしようと、「そんな辛くないよ、言うほど」と前置きして自らスープを口に運んだ。すると顔色を変えずに、先ほどの刻み唐辛子のお皿に手を伸ばし、さらに一握りの唐辛子を火鍋に追加して見せた。だから、入れ過ぎだってば~! パンサーが止めに入ったが、もう遅かった。そして「ちょっと食べてみようよ♪」と、ご機嫌でパンサーに勧めていたGACKTは、

「いやいや、ほんとにね~、全然ねぇ……、意外とね……、大したことない……うん」

 と、完全にノドに尋常じゃない辛さが襲いかかって来ていたのであった。それを見ていたパンサーの3人から「(ノドに辛さ)キテますよ~!」「キテる感じしますよ~!」とツッコまれて、さすがにバレたと思ったのか、笑顔でごまかしちゃうのであった。

 結局、GACKTは「辛いけどぉ~……、辛いけど、美味しい!」と、辛さは認めつつも、自分の特製火鍋の美味しさを全面的に推していた。そして、「投入した唐辛子の上で蒸した豚肉に、唐辛子をたっぷり巻いて食べる」という、さらに罰ゲームランク度の高いGACKT流の食べ方を勧められて、チャレンジせざるを得なくなったパンサー。一口食べただけで猛烈な辛さを浴びてしまい、ジタバタしながら急いでグラスの水を流し込んでいる彼らに、「水飲むともっと辛くなるぜぇ~」と、イタズラっぽくアドバイスして満足げなGACKTなのであった。

 そんな激しい辛さで苦しんでいるパンサーに「こういうのを経て、“GACKTファミリー”になるんだよ」「ここ登竜門だからさぁ」と、“GACKTファミリー”への入門方法を優しい眼差しで紹介してくれた。って、辛いのに相当強い人じゃないとダメじゃんか……。あんな唐辛子満載の火鍋をしょっちゅう食べていたら体がどうかしちゃうって~。GACKTは刺激に強い人間を求めているのだろうか?“GACKTファミリー”には定期的な人間ドックが必要なんじゃないかと、なんだか心配になってしまった次第である。個人的には、あの「GACKT特製 火鍋」は唐辛子を入れる前の“未完成形”のほうがビジュアル的にも断然美味しそうに見えたのだが……。せっかく投入するならば赤いネギではなく、できれば白いネギでお願いしたいものである。

■テレ川ビノ子 / テレビが大好き過ぎて、頼まれてもいないのに勝手にテレビを全般的に応援しています。おもしろテレビ万歳!

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テレ川ビノ子

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