
プロダクション人力舎「おぎやはぎ」公式サイトより
10月1日の『おぎやはぎの「ブス」テレビ』(AbemaTV)では、イケメンが「ブス」を誘惑するドッキリ企画を放送。しかしあまりに笑えないドッキリの内容に、SNSでは「胸が苦しくなった」「かわいそすぎる」と厳しい声が殺到している。
同番組は“ブスとは何なのか”という点について、お笑いコンビ・おぎやはぎとブスたちが赤裸々トークを交わしていくバラエティ番組。今回は「ブス」たちの合コンがどのようなものかを検証するべく、ブス合コンの一部始終に密着していた。
番組が仕掛けた偽合コンとは知らずに、男たちと楽しいひと時を過ごす女性たち。中には途中で抜け出す者が現れるなどスタジオは盛り上がりを見せていたが、問題のドッキリはその抜け出した女性に遂行された。彼女のお悩みを真摯に受け止める仕掛け人の男性。「外見じゃないですよ、人は」「自分はいいと思ってますよ」と言葉巧みに口説いていくうちに、ドッキリターゲットの女性は完全に恋愛モードに入ってしまう。
彼の自宅で飲み直そうという話になったところで、スタッフがネタばらし。彼女は「すごい幸せでした」「そんな褒められると思ってなくて嬉しかったです」と言い、「でも悲しいですねー、なんか泣きそう」「本当ヒドイですね、ブステレビのスタッフさんって」と話した。ショックを受けたのであろう、懸命に涙をこらえているようだった。
顔のコンプレックスから、あまり男性から褒められたことがなかったという彼女。初めて自分をイイと言ってくれた男性が、実はドッキリだったら誰だって傷つくだろう。夢のような時間が本当に夢だった。急に現実へと引き戻されてしまった彼女のショックは計り知れない。これが「ガチドッキリ」ではなく「ヤラセ」の演出であるほうがまだマシだ。
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