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ヤリマンを卒業して思う、ヤリマン期を経験してよかったこと

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Photo by Newtown grafitti from Flickr

 ヤリマンビッチと自覚し、連夜ヤリまくりライフを送っていた私。彼氏ができたり、また単純に遊ぶ体力がなくなってしまったことなどが影響して、最近はすっかり落ち着いてしまいました。

 ヤリマンと言っても、さまざまなタイプがいると思います。男性に抱かれることで心の安定を保っている人、また何かストレスを抱えていて、それを発散するためにヤリまくっている人とか。私もある程度セックスでストレスを発散していましたが、本当にただセックスがしたいだけの野性的なヤリマンでしたね……。

 ふと我に返ると、「よくもまあ、あんなにヤリまくっていたなあ」と愕然とすることもあるんですが、私はヤリマンだったことについては後悔していません。ネット掲示板を見ると、黒歴史化している人を結構見るんですけどね。

 たしかに、ヤリマン期にはクラミジアをもらってしまったり、ヤッた男性の浮気相手になってこじらせ女になったりと、イタタなこともそれなりにあったので、決して誇れる過去ではありませんが、ヤリマンという時期を経験してよかったかも、と思うこともあるんです。

ヤリマン期を経験するのは良いこと?

 ヤリマンのメリット、と言うほどのものではありませんが、ヤリマンを経たことで身についた能力もあるかもしれないな、というのは感じています。

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①セックスの知見が広がった
②ヤリモク男を見分けられる力がついた(気がする)
③セックスはお互いの思いやりが大事だなと気づけた
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 ①はめちゃくちゃ単純ですね。単純にいろんな男性とセックスをしたことで、自分がどんなセックスが好きなのか、どんなチンコが好きなのか、知ることができたなと(ヤリマンにならずとも知れたかもしれないけど……!)。やっぱりさまざまな男性と経験すると、それなりにいろんな性癖の人と遭遇するので、「こんなことで感じる男性もいるんだ~」とか「こんなところが気持ちいいの!?」って気づくことも多くて。男性は結構乳首も感じると気づけたのもヤリマンの頃でしたね……。

「経験すればするほど、セックス上級者になれる」というのは間違いだと思っていますが(ちなみにそう勘違いしている男性は、軒並みガシマン男)、セックスは“ただマンコにチンコを入れるだけの行為じゃない”と知れたのもヤリマン期の時かなって。

 ②は結構なんとなくです……。私も当時は彼氏よりもチンコを求めていたので、人のことを言えませんが、口では好き好き言うけど、ただヤリたいだけの男性は肌感覚で分かるようになっていた気がします。私はヤリマンでも「サセ子」にはなりたくなかったので、興味が沸かない男性に関しては適当に対応して逃げる能力もなんとなくついたような。普段関わらない人種と触れることで、ある程度は処世術が身についた……かも?

 ③については、ヤリマンだからこそ知れた部分もあるかもしれません。彼女じゃないからいいや的な感じで、適当にセックスする男性っているんですよね。大の字になって「気持ちよくして~」みたいな。「私は無料デリヘル嬢かよ!」っていう。その場だけの関係だとしても、お互いWin-Winなセックスじゃないとヤる意味がないなと。一夜だけの関係であっても、ちゃんとその時間に向き合ってくれた男性とのセックスは良かったので、セックスは相性もあるけど、やっぱり相手を思いやる心も大事だなと思った次第です。

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 ヤリマン期は辛かったこともあったけど、なんとなく楽しかった思い出のほうが多かった気がします。性病になった過去は黒歴史すぎるものの、だからと言ってヤリマンだったことは黒歴史ではないですね。

「女は一度ヤリマンになれ!」とはまっっっったく思いませんが、少なくとも後悔するような恥ずかしいことじゃないです。でも、ヤリマンになるのってそれなりに体力を使うので(※頻度にもよるけど)、パワフルなうちにやっておいたほうがいいかも……!

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月島カゴメ

アニメもゲームもBLも嗜む雑食系オタク。最近はキッズアニメ(プリパラ)を見ている時が一番楽しい。オタクのくせに変な行動力がある。なお、貞操観念はほぼない。元風俗雑誌編集で元ホス狂い。

twitter:@kaaagome_