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有村架純『中学聖日記』大爆死で「戦犯」呼ばわり…大人の女性に見えない?

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TBS『中学聖日記』オフィシャルサイトより

TBS『中学聖日記』オフィシャルサイトより

 絶賛放送中のドラマ『中学聖日記』(TBS系)が早くも爆死濃厚だという。初回から平均視聴率6.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と振るわなかったが、その後も第2話6.5%、第3話6.2%と低空飛行。10月30日に放送された第4話では、とうとう5.4%にまで数字を下げてしまった。

 同ドラマは女教師の末永聖(有村架純/25)と、男子中学生・黒岩晶(岡田健史/19)の“禁断の恋”を描いた物語。聖には勝太郎(町田啓太/28)という婚約者がいるのだが、晶の真っすぐな思いに心惹かれていく。

 つまり成人と未成年の恋を取り扱った作品で、このご時世にデリケートな問題をどう料理するのかと、放送前は期待されていた。しかしいざ放送が始まると、ツメが甘すぎて驚いた視聴者が多かったのでは。晶が「男子中学生に見えない」のは制作側の配慮かもしれないが、有村架純が童顔キョトン顔なため、教師と生徒のアンバランスな関係がむしろ逆転してしまっている。ちなみに晶はクラスメイトの中でも“体格の良さ”でかなり浮いている。

 晶が聖に惚れた理由がいまいちわかりづらいうえ、聖が晶を受け入れる流れも「???」だ。第4話ではいよいよ聖も晶の情熱にほだされたのかキスに応じて自宅に連れ込んでしまったが、お互いのどこに魅力を感じているのか、表現が乏しい。理由なんてない、それが恋だ、ということなのだろうか。

 また、第一話からことあるごとに聖の部屋に登場して彼女の本音相談にのる先輩教諭役の友近の違和感もすごい。原作には登場しない役柄で、教育実習中だった頃の聖の指導担当だということだが、聖の「心の声」を視聴者に説明するために用意された存在なのだろうか。それでも聖の心変わりの経緯はよくわからないのだが。ネットでは友近が聖の部屋に入り浸りすぎていることから「聖にしか見えない幽霊の役なの?」「聖の別人格では」との憶測も出ている。この違和感も、ドラマ本編に集中しにくくさせている。

 可哀想なのはキャスト陣。ネット上では、主演の有村架純を“戦犯”とする声も大きい。

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