
大原櫻子 Instagramより
11月20日の「週刊女性」(主婦と生活社)が、今年10月に個人事務所を設立した大原櫻子が、芸能界で“扱いづらい”タレントになっていると伝えた。その背景に、彼女の父親の存在があるという。
大原櫻子の父親が、バラエティー番組などのナレーターを主な仕事としている大御所声優の林田尚親であることは有名だ。『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)や『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)、『消えた天才 ~超一流が勝てなかった人 大追跡~』(TBS系)などなどで、その声に聞き覚えがある人も多いのではないだろうか。
父親がテレビと太いパイプを持つのであれば、娘である大原櫻子の芸能活動にも有利になりそうだが、「週刊女性」は全くの逆だと報じた。同誌によれば、大原櫻子のマネジメントに父親が口を挟みすぎ、あのヒット映画の続編制作が頓挫したという。
頓挫したのは大原櫻子のデビュー作にして出世作となった主演映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』(2013)の続編企画だという。一作目に出演しミュージシャン役を演じた佐藤健や三浦翔平、窪田正孝、佐藤健などの人気俳優たちは続編への出演を快諾したが、「大原サイドだけが出演に難色を示して企画は頓挫。これも林田が前面に立って“もう胸キュン路線は必要ない”と、オファーを蹴ったそうです。この件で、キャスティング側は彼女にオファーを出しづらくなってしまった」というのが、テレビ関係者の弁だ。
『カノ嘘』でのピュアな演技と歌声が評価され、歌手として女優として、同世代の女性人気を獲得した大原櫻子。父親が大御所声優であることはテレビなどで明かしており、彼女が『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)に出演したとき、父親が『ぐるナイ』の人気企画「グルメチキンレースゴチになります!」のナレーターであることから、岡村隆史は「(林田に)よろしくお伝えください」と恐縮しきりだった。
彼女自身がそれを傘に着て横柄に振る舞っているという悪い噂はここまで出なかったが、父親が足を引っ張ってしまうことになるとは、事実であれば気の毒でならない。大原の誕生日である来年の1月10日に開催を予定していた歌手活動5周年記念コンサートも、ギャラ交渉で父親と事務所が揉めて中止になったというから目も当てられない。
1 2