恋愛・セックス

大学生が一徹、紗倉まなら有名AV俳優や産婦人科医と「AVの教科書化」に物申す!

【この記事のキーワード】

・中大卒の女性向けAVのトップ男優 一徹さん
中大の1年生になればもれなく調べるであろう中大のWikipediaで、卒業生にAV男優がいることを知る。あのイケメンがどんな中大生活を送っていたのか、ぜひ聞いてみたい!(実は私、一徹さんのゼミの後輩だったんです)。

・新地開拓に勤しむ実力派AVメーカー社長 コンピューター園田さん
服を脱ぐのが醍醐味のAVに「コスプレを着せて」挑み、その背景には彼の異色の経歴がある。そんな園田さんから紡ぎ出される物語は斬新で目新しいものばかり。メーカーとしての意見をお話いただき、多くの人に彼の面白さを見てほしいというのが狙いでした。

・長年、若者向けに性教育をしている産婦人科医 遠見才希子さん
医師としてだけでなく、研究者・学生としての性に関する見識を持ち合わせている彼女の声は、世代を超えて「若者」の心に響きます。深い知識と軽快なトークで、観客を引き込んでほしいと期待しました!

AV、性教育の枠を超えた内容に

ゲストと、プロジェクトの中心メンバーと、40人近くのボランティアメンバーでこのイベントを遂行しました。

イベント当日、会場にはざっと1,000人を超す観客が集まりました。初めは会場が埋まるか心配でしたが、予想を上回る大盛況! しかも、ゲストのファン、性教育の活動に携わっている方、研究者、メディア関係の方など幅広い層に関心を持ってもらえたことは、私たちにとってうれしい驚きでした。

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なかでもうれしかったのは、想定していたよりもずっと「学生」が多かったこと。というのも、文化祭期間中に学内にいる学生は、すでにほかの団体に所属し、シフトがある子ばかりなのです。それを蹴ってまで、また長期間遊べる時間を削ってまで来てくれたことは、若者の性に関する関心の高さ・知りたいのに聞けなかった窮屈さ・大学で行った意義を実感させてくれて、心がきゅっとなりました。

観客のなかには、いままで性について学ぶ場所に恵まれず、このようなイベントや講演に参加するのが初めての人や、性暴力サバイバー、AV・グラビア・性風俗などを通じて性を身近に感じている人もいらしていたようです。当初考えていたターゲット層は若者でしたが、10代~60代までの、さまざまなバックグラウンドの人たちに、大切なメッセージを広く伝えられたと手応えを感じました。

人に聞けない大切なことを掘り下げる

第1部:AVはフィクションである
AV業界の裏話やAVの撮影秘話を聴き、「AVが性的な欲求を満たすために作られた作品」であることを伝えました。要はネタバラシです。そして、俳優陣たちによる「AVに描かれるセックスと、プライベートでのセックスの違い」をお話しいただくことで、両者のあいだに大きく差があることを知ってもらい、イベントタイトルにもあるとおりAVは教科書ではないということを一緒に考えました。

俳優たちによるAV撮影の体験談や彼らの「初めてのセックス」の話を聞く人たちを、私は壇上から見ていましたが、さまざまな反応がありました。新発見に「はっ」としている人が居たり、自分の行為を顧みて下や隣を向いたりする人もいました。少なからず観客の心に何かが刺さっている様子をキャッチできて、興味深かったです。

第2部:AVは真似するものではない
遠見さんに中学生の子にも伝わるように、基礎から応用までの性教育講座をしていただきました。印象的だったのは、紗倉さんがIUS(子宮内黄体ホルモン放出システム)を用いて避妊・月経の管理をしているというお話です。会場内の女性にとって、コンドームとピル以外の避妊方法も少し身近になったのではないかと思います。

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