当初は「トップになりたい」とAV女優への意気込みを語っていたが、デビュー翌年の2017年には早くもAV引退を表明。表舞台から退くことになり、その後はデリヘルやラウンジなど、幾つかの職場を転々としている。
坂口杏里といえばホストの“沼”にハマっていたことでもおなじみだが、2017年4月にはホストから現金3万円を脅し取ろうとしたとして、“恐喝未遂容疑”で逮捕されている。結果的に不起訴処分となったが、彼女は度々この男性からお金を借りていたとのことで、金銭面はかなり厳しい状態だったのだろう。芸能界復帰さえすれば金銭面で安定する、とは言い切れないが、元芸能人を売りにして風俗店を渡り歩くよりは安定的といえそうだ。
今年10月に坂口杏里はInstagramで「私はやっぱり芸能活動をちゃんとしてた、自分の中でキラキラしていた頃の自分に戻りたい」と投稿。現在の生活がいまひとつ充実していないことを物語っている。フリーランスで自由に活動するよりは、マネジメントを受けながら「ちゃんと」芸能活動をする方が、彼女は輝けるのかもしれない。
見方を変えれば、現在の坂口杏里はかなり“おいしい立ち位置”にいるのではないだろうか。というのも、明らかに“どん底”の現状から本当に大復活を果たしたらすごく熱い展開になるからだ。そういう筋書きは日本人好みであり、メディアも“ヒロイン”として大々的に取り上げるだろう。
この数年でテレビ以外にもネット番組や動画配信サービスなど多様なプラットフォームが普及した。利用できるものは全て利用して突き進んでもらいたい。頑張れ坂口杏里。
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