木村拓哉と工藤静香の愛娘でモデルのKōki,は12日、東京・六本木で行われた「ブルガリ アウローラ アワード2018」に出席しました。同賞は、才能あふれる女性を表彰するもので、もちろんKōki,も受賞! 杏、戸田菜穂、林真理子ら錚々たるメンツのなか、Koki,は体の両サイドとデコルテがシースルーになっているミニドレス姿で登場し、堂々たるオーラを見せつけていました。
ちなみに11月26日には、女性ファッション誌「ELLE」(ハースト婦人画報社)が主催する「エル シネマアワード2018」の「エル・ガール ライジングスター賞」を受賞したKōki,。しかし、映画に未出演なのにうっかり映画賞を受賞してしまったことが世間の度肝を抜き、ネット上では「コネ受賞」「親の14光」などとおなじみのバッシングを受けてしまいました。
そればかりか、「Kōki,に受賞させたい賞」という大喜利が勃発し、「野球未経験で沢村賞」「小説書いてないのに芥川賞」「いやノーベル文学賞」などと、大盛り上がり。ファンを楽しませてくれました。とはいえ今回の「ブルガリ アウローラ アワード2018」は、ブルガリの最年少アンバサダーをつとめるKōki,の受賞は順当であるためか、世間の皆さまをザワつかせずに済んだようす。……あれ、みんなもう飽きちゃったわけじゃないですよね?
ともあれ、同賞のスピーチで「理想の女性像」についての質問を受けたKōki,は、「私は母のような女性になりたいと思います」と堂々発言。「お母さんはいつも私のことをサポートしてくれていて、自分より私のことを先に考えてくれてすごく大好きです」と、母・静香への感謝の気持ちをにっこり笑顔で明かしました。
う~ん。これから世界を股にかけた活躍が期待されるKōki,にとって、2世タレントとしての色がつくのは自身の価値を矮小化させてしまう悪手だと思うのですが……ママ大好きアピールを重ねているのは無邪気ゆえなのか、それとも敢えての戦略なのか……。しかしKōki,は、コネコネ叩かれすぎて開き直っちゃったわけではなく、本心から静香を尊敬しているようなのです。
10月28日に発売された「Numero TOKYO」(扶桑社)は、表紙を飾ったKōki,のインタビューが掲載されているのですが、そこでも工藤静香の存在感が爆発していました。
たとえば、「最近プライベートで嬉しかったことは?→母と一緒に庭の草むしりと掃除、土も入れ替えてから、お花を買いに行ったこと」「お休みの日は何してる?→母とカフェに朝食を食べに行きます」「好きな食べ物は?→家のご飯。お祝いのときに作ってくれる、オーブンで焼いた豚焼きと押し寿司が大好きです」……という調子。静香臭ものすごい。
さらにダメ押しとばかりに、芸能活動を決意したのは母の後押しが欠かせなかったと語り、<私に母が言ってくれたのは『なんでもいんだよ。ただ、すでに人が作ったもの、人がやったことの中であなたにできないことは何もない。だからトライだけはしてね』と。やる前に諦めることだけはしちゃいけない。諦めるのは、トライしたその後のことであると、いつだって背中を押してくれました>という、母娘感動エピソードまで披露しています。
多感な15歳の女の子がこんなにママべったりで大丈夫なのか……という老婆心は差し引いて、たしかに、このひとつひとつのエピソードを見てみれば、静香って普通どころかスペシャルに“良いお母さん”じゃないですか?
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