「週刊女性」(主婦と生活社)の最新号にて、本誌読者の20代〜60代の女性1500人が選んだ「好きなジャニーズ 嫌いなジャニーズ」ランキングが掲載されている。
昨年に引き続き二度目となるこの企画。結果は以下の通りになっている。
◆好きなジャニーズ
1位:櫻井翔 2位:木村拓哉 3位:中居正広 4位:松本潤
5位:大野智 6位:岡田准一 7位:亀梨和也・相葉雅紀
9位:井ノ原快彦 10位:山下智久
◆嫌いなジャニーズ
1位:木村拓哉 2位:赤西仁 3位:中居正広 4位:近藤真彦
5位:草なぎ剛 6位:森田剛 7位:二宮和也
9位:長瀬智也・亀梨和也 10位:稲垣吾郎
「好き」部門で見事1位を獲得したのは嵐の櫻井翔(32)。『NEWS ZERO』(日本テレビ系)のキャスターとして活躍し、先日の『2014ソチオリンピック』(日本テレビ系)でもスペシャルキャスターを務めた彼は、昨年同様1位という結果に。お固い仕事が多いがゆえにアイドルっぽさはほとんどなくなりつつあるものの、櫻井のトークの品の良さは幅広い年齢層に支持されているのだろう。
「好き」では2位、「嫌い」では1位となったのが木村拓哉(41)。どちらもランキング上位に入っているとのことで、相変わらず注目度は高いようだ。しかし、「嫌い」に投票した読者からは「俺ほどイケてる男はいないと思ってる」「飽きた」という辛辣な意見も。90年代には『ロングバケーション』(フジテレビ系)、『HERO』(同)などの伝説的ドラマに主演し、ヒットを飛ばしてきた彼だが、昨年の主演ドラマ『安堂ロイド〜A.I. knows LOVE?〜』(TBS系)の平均視聴率が12%台と振るわなかったこともあり、業界内では「もう41歳なのに役者としての深みが感じられない」「キムタクはいつまでたっても昔のキムタクのまま」と囁かれている。確かに、アラフォー男性の魅力が“衰えぬルックス”だけでは少々物足りない。あれほどのイケメン具合を以てしても、「それだけじゃダメだ」と言われてしまうのが芸能界の厳しさというものだろうか。
また、「好き」「嫌い」の9位にランクインした井ノ原快彦(37)と長瀬智也(35)。現在、NHKの情報番組『あさイチ』のキャスターを務める井ノ原は、番組内で特集が組まれた「セックスレス」や「不妊」など女性が抱えるシリアスな悩みについても真摯な姿勢を見せ、それが好感度アップにつながったのではと予想できる。一方で、ネット上での「男から見たイケメン」という話題では必ず名前が挙がるほど同性人気がすこぶる高い長瀬だが、女性からは「いつのまにかガチムチになっていてショック」というコメントがあった。長瀬とはまた少しタイプが違うが、ワイルドで破天荒なイメージがある赤西仁(29)も「嫌い」の2位に入っているところを見ると、女性にとってジャニーズとは男っぽさや強さよりもさわやかさを保っていて欲しい存在なのかもしれない。さらに、長瀬が嫌いな理由として「長年付き合っていた浜崎あゆみと別れたから」という意見もあり、長瀬と浜崎の交際は視聴者の記憶に根強く残っているものらしい。もし彼らの付き合いがまだ続いていれば、浜崎が現在のように迷走することもなかったのだろうか。
そして、「好き」ランキングには嵐のメンバー4人が入っているのに対して、二宮和也(30)だけは「嫌い」の7位となっている。個性派俳優として安定のポジションを築いた彼だが、どことなく隙を見せないミステリアスな感じもあり、そういった不思議ちゃんなイメージが好き嫌いの分かれる理由のひとつになっている可能性も。
全体的にSMAPと嵐の名前が目立つこのランキング。近年、露出が増えているKis-My-Ft2や関ジャニ∞がランクインしていないことを考えると、彼らの知名度はまだ前者ほど高くはないということか。逆に考えれば、アラサー・アラフォーのジャニーズがまだまだ現役ということでもある。日本の芸能界を支える大きな役割を果たしている彼ら、今後もその活躍に期待したい。
(シュガー乙子)