
18禁出会い系実況!
こんにちは! 白雪魔夢子です。
みんな、1月1日は誰かに「明けましておめでとう」ってラインを送った?
白雪はあえて送らなかったの。「わたしのことを気にかけてくれる真の友」がどれほどいるのか試してみたの。
元旦、朝起きたら、ラインが5件。ドラッグストアとラインストアといきつけの飲み屋と昔遊んだ友達のどう考えても一斉送信としか思えないコメントが来ていたわ。
そして、思った。
来年は自分からラインを送ろうって……(チーン)。
リア友からはほとんどメッセージをもらえなかった私ですが、出会い系サイトを開いて見ると、やり取りをしていた数人の男性から『あけおめ』メールが届いていました。
「明けましておめでと~!俺はネコのエサの福袋を買いにさっきまで外に出ていました。無事ゲット出来てよかったです!」
ああ、孤独な女たちは、絶対出会い系やったほうがいいと思う!!
元旦にお気に入りの男性数名からあけおめメールが届くシチュなんて、普通に生活していたんじゃ絶対訪れないもんッ!!
わたしのほぼおっぱいだけのプロフィール写真を見てメールをくれているんだとしても、それでもいいのッ!
この可愛らしいコメントを送ってくれたのはK氏。白雪のお気に入りの男性です。
年齢は36歳。身長185㎝、プロレスラーみたいな体型でお腹周りも100㎝以上余裕であるビッグサイズなのに、目元はぱっちりしていて可愛らしいお顔。
プロフィールには『甥っこ姪っこ大好きです!趣味はお菓子作りで、週末は甥っこ姪っこにお菓子をふるまっています』とめちゃくちゃ女子力の高いコメントが書かれていました。
K氏とはクリスマスのあたりに出会いましたが、彼の予定がぎゅうぎゅうだったので、なかなか会えず、メル友みたいな雰囲気になっていました。
元旦のこの日は多忙なK氏も予定をいれていなかったようで、わたしたちは昼間からずっとメールのラリーをしていました。
K氏「ホームセンターなのにめちゃ混みでしたよ~。ネコの福袋買うのに必死!」
白雪「わたしはネットで福袋予約しましたよ~」
K氏「え、ネットで買えるんだ。それいいっすね。俺も来年はネットで買いたいなあ」
白雪「いや、でも予約するのに3時間近くかかりましたよ笑。ジェラピケの福袋は人気なので」
K氏「ネットで買うのに3時間!? すご!……てか、俺ら、もう1時間以上メッセージのやりとりしてますね笑」
白雪「え、もうそんなに経ちました??笑」
K氏「会ったほうがはやいような……?笑」
白雪「たしかに!!」
こんな流れで元旦デートが急遽決まり、白雪は慌てて化粧をしました。待ち合わせはいつものセブンイレブン駐車場。K氏がこちらに向かっている間、白雪は速攻でスマホで検索を始めました。
『ラブホ 元旦 込み具合』
『ラブホ 元旦 混まない』
『ラブホ 元旦 空いている』
1年で1番ヒマと書かれていたり、めちゃくちゃ混むから特別料金と書かれていたり色々……。んもう、どっちよ!!
クリスマス前の童貞男子のように必死に検索をしていると、「ドライブ楽しみです~」というのほほんとしたK氏のメッセージが送られてきました。
真面目なクマさんを誘惑!
迎えに来てくれたK氏の車は白い軽自動車。おおきなクマさんみたいなK氏が運転席に窮屈そうに入っているのを見ると、遊園地のゴーカートを思い出しました。
「これ、おみやげ~!」と言いながら、K氏はお菓子のたっぷり入ったコンビニ袋をくれました。
「本当は作ってきたかったんだけどね。車の中で食べよ。甘いのって食べると気持ちがふんわりするよね~」だって。
顔に似合わず、やっぱりK氏、女子力高い……!!
正月の道路は意外にもあまり車が通っていませんでした。田舎なので、みんな家でまったりしているのかもしれません。この調子ならホテルも空いているかも……?
国道をドライブしている間、K氏は今まで作ったお菓子の話や忘年会の出し物の話をほがらかにしてくれましたが、白雪が考えていたのはセックスのことばかりでした。
気になるじゃないですか。こういう見た目は男性らしいのに、しゃべってみると女性らしい男性のセックス。ガンガン突いてくる自分本位のプレイはしなさそう。お菓子作りが趣味って言ってたし、分量をはかったり本を読むのは得意なんだよね? それなら、AVのとおりにきちんと前戯をするのかな……?
白雪はK氏の話に相槌を打ちながら、「元旦って外出る人少ないのかなー?」と遠回しに、遠回しに、そして、徐々に「カップルってやっぱり家に中にいるかな」「うちらみたいに出会い系で会う人って少ないかな」とにじりより、「運転疲れない? 休憩しよう!」と提案しました。
今までK氏とはエッチな話をしたことがなかったので、K氏は「え、休憩? あそこ??」とかなり動揺していました。ええ、ええ、そこです。そのお城みたいなラブホで休憩したいの!
最初からエッチ目的でメッセージを送ってくる男性より、最近はこんなふうに『真面目な男性』を誘惑するのが好きな白雪。男性が『落とせなさそうな真面目な女性』と寝たがる理由がわかる気がするのです……!!
K氏のセックスはというと……
無事、ラブホに到着すると、部屋は1室だけ空いていました。一番高い部屋!! 8500円なーり!!
さすがに「わたし、払いますよ!」とポンと言える金額ではなかったので、「平日なのに休日料金とるんですね……」とあいまいなコメントをすると、「お正月だからしょうがないですよね!」と言いながら、K氏はためらいなく車庫に入っていきました。
口調は優しいけれど、セックスはすごくしたいようだ。どうやら、K氏のなかのオスパワーが目覚めたようです。
どんなセックスをしてくれるんだろう、と思いながら白雪は彼と一緒にお高い部屋に入り、お風呂に入り、バスローブを着て外に出ました。すると……、K氏が「こういうの、使ってみたことありますか?」と言いながら、冷蔵庫脇のおもちゃの自販機を指さしました。
……う、うん。
あるよ……。すごくある……。
ちなみに、そういうラブホで1000円くらいで売ってるバイブはすぐ壊れるし、気持ちよくないよ……。
でも、せっかくオスパワーに目覚めているK氏に水を差したくない……。
白雪は恥ずかしそうに「え~? おもちゃなんて……使ったことないよお」とくねくね。すると、K氏は満足そうにうなずき、自販機に近づき、おもちゃを購入しました。うーん、やっぱり一番安いのを買うのか……。
K氏「俺もこういうの、使ったことないです。はは」
K氏はおもちゃを使い慣れていないのか、スイッチを入れ、ウィンウィン鳴らしながら私に近づいてきました。
え、あの、中に挿れてからスイッチいれたほうがいいと思うんだけど……。
でも、さっきカマトトぶった白雪はいまさら「スイッチは中に挿れてからやって」なんて言えず、足をゆるく広げて、なおもくねくねしていました。
K氏「ラブホに誘うから、こういうの慣れているんだと思っていました。僕だから、誘ってくれたんですか? かわいいなあ」
白雪「……もう、そういうの言わないで。恥ずかしいよぉ」
半分幽体離脱したわたしが天井からこの様子を眺めながら、「なんだこの茶番」と呟いています。
次の瞬間、ウィンウィンなるバイブがぐりぐりとあそこに入ってきました。一瞬で、体に引き戻される魂……!!
ちょっと、ちょっと、荒ぶるバイブが膣の中にぐりぐり入ってくる感じ、こわい、こわい、こわい……!!
玉ヒュンならぬ、膣ヒュンするわ~~~!!!!
今回の感想『女子力高い男性は経験不足?』
終始、丁寧なんですが、にじみ出る『経験不足』が否めない……!!
その後、バイブ入れながら、おっぱいを舐められましたが、舐めている間もバイブをズンズンと動かしてくるので集中できない……、その後、太ももを執拗に舐められたのも、一体なんのじらしプレイなんだ……はよ、クンニしてくれ、と思うばかり(クンニしたくなくて、太ももの周りだけ舐めていたのかも)。
お菓子作りが趣味というので、じっくり時間をかけて丁寧にセックスしてくれるのかと思いましたが、やはりセックスは経験が大事なんだなあと思いました。