しかし1度本音を漏らしたら最後、気持ちに収まりがつかなくなる涼真。そのまま彼女を抱きしめ、穂香の唇に自分の唇を押し当てます。すると彼女から「もう好きかどうか分からないけど、こうしてると懐かしくて落ち着くね」と優しい言葉が発せられ、その言葉でスイッチが入った涼真は再び熱いキスを交わしていくのでした。
唇を重ねていくうちに、次第に彼の手は穂香の胸の方へ。そして涼真が彼女の服を優しく脱がせると、ふたりは本格的なエッチを始めます。久しぶりに乳首をしゃぶられて、穂香は一気に興奮状態。涼真の唇がクリトリスに辿り着いた際には、彼女から「あぁッ、ダメッ、ダメッッ……」と喘ぎ声が止まりません。カラダを大きくのけ反り、しまいにはビクビク痙攣させながら絶頂してしまいます。
やがて濡れたおマンコに肉棒が押し込まれると、ふたりのエッチはいよいよクライマックスへ。ピストンする度にお互いの肌がぶつかり合い、部屋中にパンパンという音と穂香の淫らな声が鳴り響きます。涼真は「あッ……、穂香、穂香ッ」と何度も彼女の名前を呼び続け、最終的に穂香の中で豪快にフィニッシュ。この時の彼の切ない表情ときたら…… 恐らく有馬ファンにとっては、色々な意味でたまらないワンシーンとなるはず。
最後は穂香の胸の中で、涙を流す涼真。しかしふたりの間に言葉はなく、そのまま物語は終了を迎えます。お互いに未練があるのに、何故こうも上手くいかないのでしょうね。見終わった頃にセンチメンタルになれる同作で、ビターな気持ちを味わってみてはいかが?
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