
旅する氷結公式(高橋一生)インスタグラムより
今月1日から公開中の主演映画『9月の恋と出会うまで』で高橋一生は、理論的な推理を得意とする風変わりな小説家であり、少々“めんどくさい男”を演じている。そんな高橋一生自身にも “めんどくさい男”疑惑が浮上している。
高橋は映画の番宣で多くのテレビバラエティ番組に出演しているが、そこでの言動に視聴者から「こだわりが強くて、めんどくさそう……」という意見が噴出している。
まず、「“うんちく”がめんどくさい」と言われたのは、先月26日放送の『火曜サプライズ』(日本テレビ系)。「アポなし旅」に参加した高橋は、『9月の恋と出会うまで』でW主演を務めた川口春奈と、オリエンタルラジオ藤森慎吾と共に、自分の生まれ育った街、港区・青山を巡った。高橋一生、思いのほか超シティボーイである。
高橋は大の美術館好きらしく、「伊藤忠アートスクエア」という美術館の前を通ると、入りたそうな表情に。見かねた川口と藤森が入ることを許可し、3人で「テクニカル北斎展」を鑑賞することとなった。
葛飾北斎の浮世絵を観るなり高橋は「ゴッホも北斎の影響をうけていた」と、北斎を絶賛。次いで、ガイドの女性に「画法が海外に伝わったルート」を質問したり、「北斎は年齢によって波の描き方が違っている」と言い「これは72歳の時に描いた波」「これ波は33歳の時の波」「これは40代の時に描いた波」と説明したりと、誰が質問したわけでもないが、ひたすら北斎が何歳に書いた波なのかについて熱弁をふるっていた。
続いて、「“お洒落ぶっていて”めんどくさい」と言われたのは、今月20日放送の『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)。
こちらも川口春奈と共に出演したのだが、川口は高橋に対して「シティ感を感じる」と皮肉混じりな指摘をする。確かにシティボーイなので間違いではないはずだが、川口いわく、高橋はプラカップに入ったアイスコーヒー片手に撮影現場に登場するのだが、カップには本革のスリーブを巻いているそう。本皮のマイスリーブ、こだわりが強そうだ。
また、料理好きな高橋はロールキャベツの具を餅に変更してトマトソースをかけた料理を作ることもあるというが、独創的すぎて味の想像がつかない。
このようにこだわりの強さが知れ渡った高橋一生だが、逆に捉えればそれこそが彼の魅力。さほどファンでない視聴者はドン引きだとしても、ファンからは「そこが素敵!」「めんどくさいところが好き!」と肯定的な意見が多い。
思い返せば高橋は、今まで幾度となく“めんどくさい男”を演じており、彼ほどめんどくさい男が板についている俳優はいないのではなかろうか。
また、高橋は“大人のエロス”も持ち合わせている。エロめんどくさい男、これは需要が高い。
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