2日に放送された『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に出演した総合格闘家の石井慧(27)が一風変わった妻への愛情表現(?)を暴露している。
この日「話題の新婚さん大集合!でもこの先ホントに大丈夫ですか?SP」と題された同番組には、1月にライセンスの藤原一裕(36)と結婚した山口美沙(29)、や昨年8月に一般女性と結婚したフットボールアワーの後藤輝基(39)らの新婚さんが出演。その中で石井は「奥さんにずっと隠していたことがある」と言い出し、昨年7月に結婚した妻・林明日香(24)の使用済みパンツをこっそりと集め、缶の中に保管してその香りを堪能していたことを告白した。このカミングアウトを受けて林は「慧くんの仕業かなっていうのは(わかっていました)。少し変態的なところは知っていたので」「でも、他の人のをパクってくるよりはいい」と石井の趣味を許容。そんな2人を尻目に共演者たちからは「怖~い!」という声が上がっていた。
この石井の癖に関してネット住民はドン引きしたようで「気持ち悪い」「家庭内下着泥棒」「変態じゃん」という声が続出している。確かに夫婦間といえども、秘密裏に汚れや臭いの染みついた使用済み下着を収集するという石井の行動は奇怪だ。
石井といえば、2008年の北京オリンピックで柔道男子100kg超級に出場し、金メダルに輝いた功績の持ち主。その一方で、「オリンピックのプレッシャーなんて、斎藤先生(斉藤仁・男子代表監督)のプレッシャーに比べたら屁の突っ張りにもなりません」「金メダルはモハメド・アリのように川に捨てます」などのエッジの効いた発言でも注目を浴びていた。また、2010年には4歳年下の女子大生と交際3カ月の超スピード婚をしたが、アメリカを拠点に活動する石井と日本で生活する元妻の間ですれ違いがあり、たった9カ月で結婚生活にピリオドを打つことに。
その後、現在の妻である林と2012年に友人の紹介で知り合い、彼女の10年来のファンだった石井からの熱烈なアプローチの末、見事ゴールインに至った。石井は高校時代に林のヒット曲「ake-kaze」を聴いて大ファンになり、林にファンレターを書きながら彼女と付き合うことを妄想していたとのこと。学生時代に憧れていた芸能人との結婚という、誰もが一度は思い描いた妄想の世界を現実のものにした石井。そんな夢のような生活を送っているのだから、林に対する愛情が爆発してしまいパンツを嗅ぐという怪しい行動に出てしまうのも少しだけ理解できる気がする。
どんなに理想的な相手と結婚することになっても、一緒に生活していけばお互いのかっこ悪い部分やだらしない部分を見せ合うことも多々ある。本来、愛する男性には見せたくないものである、芳ばしい香りのパンツが日常生活に存在することも避けられなくなるのだ。それを夫に喜んで嗅いでほしいか、はたまた見て見ぬ振りをしてほしいかは人それぞれ。しかし、配偶者がこういった変わった性癖を受け入れてくれることは、結婚生活の潤滑剤になるに違いない。
ただ、石井と林は結婚してまだ1年未満であり、現在の2人は「あばたもえくぼ」状態の可能性もある。林がこの石井の行動を本当に受け入れているかどうかは、この先数年の様子を見ないとわからないかもしれない。その前に、パンツが嗅げることが日常になってしまった石井がそれに飽きてしまうというケースも考えられなくはない。なんにせよ、今回の石井の告白が夫婦の絆を深めるものであったことを祈りたい。
(ルイコスタ松岡)