
18禁出会い系実況!
こんにちは! 白雪魔夢子です。
最近、白雪はハッピーメールをやるより、お堅いマッチングアプリをやることが多くなっています。
その理由は……男性の“質”がいいから!!
医者。雑誌の編集長。ライトノベル作家。大学教授。パイロット。
嘘みたいな経歴の男性がざっくざっく見つかるんですよ。
ほんとかなあ?? と思うことも多いですが、たまには年収のいい男に抱かれてみるのも悪くないな。
そう思った白雪は、プロフィール写真がイケメンだった年収1000万のS氏にいいねを押してみたのです。
S氏はパチンコメーカー勤務。パチンコ……それでなんで収入がいいの? ウシジマくんに出てくるような闇の人間なのか? と思った白雪でしたが、彼は台を作る側の人間。12000人の倍率から新卒で就職したそうです。聞けば、難関私大出。つまりさ、パチンコ打ちまくって2階の消費者金融でお金を借りて、カップヌードル買う金をけちって震える手でおにぎりを食べている消費者に夢を見させている人種は全員エリートってわけ……? おお、恐ろしい世の中だわ……。
プロフィール写真は、アフロヘアにサングラスをかけて、上から見下ろすアングル。顔立ちは彫り深めで白雪のドストライクのイケメンでした。しかも、がっちり体型♡ 最&高!!
ひとめで彼が気に入った白雪は、メッセージのやりとりもほどほどに「今日、飲みませんか?」と声をかけてみました。いきなりホテル誘って、NOと言われたらイヤだからね! 今回は慎重になってみたのです。
エロいキス
写真詐欺が横行する中。S氏は写真通りの人でした。黒のロングTシャツにぴったりめのスラックス。腕にはシルバーのバングル。身長が185㎝と高いぶん、写真よりもかっこいい男性でした。
「俺さ~、絶対写真は盛らないって決めてたんだよね」とS氏。
S氏「マッチングアプリの女に何回か会ってみたんだけど、みんなすげー盛ってるの。あれなんなんだろね。会った瞬間に超幻滅すんじゃん。マジないわ」
口が悪いのがちょっと気になるけど、年下の26歳。白雪はそんな口の悪さも可愛いと思えました。
一軒目はほどよく飲んで、2軒目はカラオケ。
狭いL字型の個室の奥にわたしが座ると、自然な動作でS氏が至近距離に座りました。
L字の対面に座らないところに、白雪の子宮がキュン!!
至近距離に座るくせになにか狙ってる感を出さないところにもキュンキュン!!
白雪「ちょっとトイレ~~」
カラオケ開始から1時間。そう言いながら、立ち上がって自然な動作で彼をまたぎつつ、白雪は有無を言わせずに彼にキスをしました。
すると、彼。何も言わずに白雪の腰に手を当てながら、ディープキスをしてきました。
白雪「ン……フ……ンン」
スパークリングワインでほどよく酔った脳内。彼の舌がゆっくりと白雪の舌にからんで、唇を離してはまた熱いキス……。予想外の彼の上手なキスに白雪は余裕を失って、唇を離そうとしました。
しかし、彼は白雪の腰をぐっと抑え、さらに唇を押し付けてきました。
吐息をもらした瞬間、またぬるりと彼の舌が入ってきます。
白雪「っ……こんなの、したくなっちゃうよ」
S氏は黙ったまま。歯を舌先で舐められ、柔らかな舌が白雪の口の中を犯していきます。
脳がしびれる。このままじゃ腰、くだける―――。くちゅ。という音が耳の奥でしました。ちゅ。ちゅ。ちゅ。
S氏がいつの間にか白雪の耳を舐めていました。
白雪「は、あ、あ……」
だめ。ううん、もっと、もっとして。
彼の顔を両手でつかみ、唇にキス。舌を入れるとほのかにジントニックの味がしました。
こんな気持ちイイキス、久しぶり……。
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