（C）別珍嘆
夫とのセックスに終わりが来ることを考えて寂しくなってしまいます。
【夫大好きさん】37歳／既婚女性
人生最後のセックスのことを考えて悲しくなってしまいます。
私に一途で顔がどストライクの夫と結婚8年目です。2人ともお互いがどうすればセックスで気持ちよくなれるかを伝え合うため、セックスは年々良くなっていて、セックスするなら夫以外に考えられません。
最近祖父の体調が急激に悪くなり寝たきりになったことをきっかけに、夫とのセックスにも最後があるのだと気付き、すごく寂しくなってしまいました。
老後、死別や病気などでこの先死ぬまでセックスしないと気づいた時、どうやって自分を励ませるのか、アイデアが欲しいです。
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結婚8年目で「セックスするなら夫以外に考えられません」と言い切れるなんて、愛し愛されちゃってる感ムンムンでうらやましい限り！ 私はそんなふうに思える相手に未だ出会ったことがありません。相性が良いと思える相手に出会っても、「この人以上に相性の良い人が、もしかしたらいるかも？」って思っちゃうんですよね……。
セックスのテクニックや性感帯に関する話題って、いくら仲が良くても気恥ずかしさが先行したり、デリケートな内容だからこそ伝え方が難しかったりして、つい避けてしまうことも珍しくありません。そしてセックスそのものから距離を置くようになり、やがてレスになる……というのは付き合いが長いカップルや夫婦にありがちです。そうならずに「お互いがどうすれば気持ち良くなるかを伝え合える」夫大好きさんご夫婦は、本当にすばらしい関係性だと思います。お互いが対等なポジションであり、セックスに対するスタンスも似ていて、なおかつリスペクトし合っているのでしょう。
夫大好きさんが言う通り、ご主人とのセックスにはいつか終わりがあります。それは来週かもしれないし、来月かもしれません。ある日突然、ご主人が病気でセックスができなくなるパターンがあれば、夫大好きさんが病気にかかってセックスができなくなるパターンも考えられます。また、ご主人や夫大好きさんのどちらか一方、またはお互いにセックスへの興味がなくなったり、他に好きな相手ができたりして、レスになるパターンもないとは言い切れません。健康面や精神面を完全にコントロールするのは難しいですし、考えられるパターンを挙げ出したらキリがないですよね。
なので、夫大好きさんはあえて「もしかしたら今回が夫との最後のセックスになるかもしれない」ということを毎回念頭に置きつつ、全力でセックスに取り組んでみてはいかがでしょうか？ 終わりを意識することで、切なさや寂しさがスパイスになって、よりセックスが燃え上がる可能性があります。ご主人との一戦一戦を日々大切にしていくことが、「この先死ぬまでセックスしないと気づいた時」に感じるであろう後悔を少しでも減らすことにつながるのではないでしょうか。
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