だいぶ古い情報で申し訳ないんだけど、誰か「東京グラフィティ」の12月号持ってない?
ローランド様が表紙の号なんだけど、Sold outなの……。
いや、目当てはローランド様ではないの。「東京グラフィティ」の12月号に『自分のセックスに点数をつけるなら何点?』っていう特集が載ってるらしいのさ。
それがめっっっっちゃ見たい白雪魔夢子です、ごきげんよう。
白雪がその存在を知ったのはツイッター。自分のセックスに点数をつける男たちの姿が見開きページで紹介されているのをちらっと見たのです。
『Gスポットを突くのがうまいから』や、『4時間で4回戦できるタフさがあるから』と100点をつける18歳のボーイたち。『遅漏のドンファンと言われているから』と100点をつける27歳……。
いや、それこいつらの彼女にも同じ質問してほしいわ!! とツッコみたくなるようなコメントもいっぱいあり、そのとき白雪の脳内に紫色のヒラメキが舞い降りてきたのです。
「これ、男性に自分の点数つけさせて、わたしが検証してみたらいいんでない……?」
自分のセックスに100点をつける男発見!
それから白雪はハッピーメール内の男性たちに「自分のセックスの点数をつけるなら何点ですか? ぜひ理由も教えてくださーい(*’ω’*)」というコメントを送りまくりました(女性はメール送り放題だからね!)。
20人くらいの男性から返信があったのですが、みんな『50点』とか『40点』とか謙虚な点数ばかりで、理由も「相手が遠慮しているかもしれないから」とか「ノーマルプレイだから」とかつまんねー理由ばかり。そんな中、「おほっ!!」と思ったのがこのコメントでした。
「100点。俺とセックスすると、またセックスしてほしいって女は言いますね。この間も、女の家に泊まって、なんか下半身が変だなと思って起きたら、女が乗ってましたからね笑。俺、レイプされてました笑。まーそんな感じです」
うっはあ。すげえ上から目線!!
でも、届いたコメントの中でこれが抜群にインパクトがありました。
このコメントをくれたのはA氏。プロフィール写真はくりっとした瞳のあごひげ男子が映っていました。
プロフィールには『ネットフリックス見まくり! 援のひとは興味ナイッス。あっちいって~』と書かれています。わたし、金は要らないから、大丈夫だよね?
「援助いらないのでわたしとセックスしませんか?」とコメントすると、ほどなくして「あーいいっすよ」とそっけないコメントが届きました。口が悪かろうとセックスが100点かどうか知りたいからやってみます!!
わたしは97点!ってことにした
A氏は車だというので、近くのコンビニの駐車場まで迎えに来てもらうことにしました。
20代前半というから、軽自動車かコンパクトな車かな~~と思っていたら、なんとA氏が乗ってきたのはゴールドカラーのベンツ!!
「親からもらった」だって。くそう、ボンボンめ!!
A氏「セックスに点数つけてなんてはじめて言われたからびびった(笑)」
白雪「わたしもはじめて言った(笑)」
A氏「俺以外にもメッセージ送りまくったんでしょ」
白雪「ちょこーっとね」
A氏「一番良い点数付けたヤツとセックスする気なんだろうなーって思ったから100点にした(笑)」
白雪「(見透かされてる……!)」
A氏「で? 魔夢子ちゃんの自己採点は何点なの?」
白雪「え!」
A氏「俺だけ教えるとかフェアじゃないじゃん」
まさか自己採点することになるとは……。
控えめに80点くらいにしてみる? それとも、もっと謙虚に50点とか……。
しかし、そのとき白雪は「くそつまんねー回答」と一蹴したコメントたちのことを思い出しました。
白雪「わたし、毎週セックスしてるし、フェラもうまいと思うから97点!」
白雪がそう言うと、A氏は「あははは。残り3点が気になるわ」と楽しそうに笑いました。
A氏「じゃあ、お互いに採点しあおーぜ!」
…………え?
ホテルに着いていざ実戦!!
ホテルに着き、お互いにシャワーを浴び終えてベッドイン。100点のプレイってどんなだろう……とドキドキしていると、余裕たっぷりのA氏が白雪の頭を撫でながら、「ん」と口を半開きにしました。
A氏「キスして?」
え、エッロ~~~~。
しかし、97点の女がビビるわけにはいきません。
白雪は彼の舌に舌を絡めました。A氏は動きません。キスは受け身でいるもの、と思っていた白雪はプチパニックに陥りました。
数々のキスのうまい男たちのことを思い出し、舌で彼の歯をツンツンしたり、舌の腹をつかって彼の口内に侵入……してみるも、これでいいのか、ドキドキして全然集中できず。
こ、これ。いま、わたし、A氏に採点されてるの!?
うまく攻めることができず、控えめに唇を離すと、A氏は「うん、うん、70点ってとこかな~」とすぐさま採点してきました。
A氏「舌尖らせないのは基本ができてるって感じでよかったけど、キス自体はそんなうまくないかな~。相手の舌先を舐めるように、空間を空けないように意識するといいよ」
な、なんかどっと疲れた……。これ、カラオケの採点に似ているわ。音程とか気にせず気持ちよく好きな曲を歌うのは楽しいのに、採点になると急に緊張して楽しめなくなるっていう……。
A氏「じゃあ、次、フェラしてみて~。うまいんだよね?(笑)」
もうイヤ~~~~~!!!
今回の感想『人を採点するのはやめます』
セックスの採点……。自分が脳内で好き勝手に判断するのは楽しいですが、やられるほうは全然楽しくないっす……。フィニッシュも騎乗位で「65点かなあ。もっと腰浮かさないとスムーズに動かないよ」とか言われましたよ……。
ハッ!! そういえば結局、A氏はわたしの採点をするばかりで、お手本は見せてくれなかった!!
くそう。わたしにも採点させろ~~~!!