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モデル経験者のイケメンと出会い系アプリで出会ってセックスした感想

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18禁出会い系実況

18禁出会い系実況!

「イケメンはいいよ、イケメンは!! 抱かれてるだけで自分もキレイになってく気がする! イケメンに触られたところが火照るっていうかさあ」

夜11時。白雪がメルカリに出品されていた2800円のジーンズを買うか買うまいか必死に考えていたとき、友人から電話がかかってきました。

白雪がその友人に出会い系アプリを紹介したのが先月のこと。それから彼女は出会い系で男探しを始めたのですが、ついに今日、会ってきたんだそうです。で、結果。大当たりだった、と。

あああああ~~~~~、羨ましいいいイイィ!!!!

イケメンとセックスしてテンションブチ上がりの彼女は、その後もイケメンとセックスすることの幸せを原稿用紙240枚分くらい語ったのですが、白雪はその間、息継ぎを挟むがごとく「そのイケメン、紹介して」「穴姉妹になろう」「そのイケメンのページ見せろ」と言いまくりました。

でも、「穴姉妹じゃなくて棒姉妹だよ」とどうでもいいことを指摘された挙句、イケメンの写真を見せられただけ……。くそう、顔じゃなくて棒を見せろよおおお!!

「とりあえず、詐欺写真とか奇跡の一枚の写真を使ってる男も多いから、写真よりもプロフィールを信用したほうがいいよ! フリーワードに『モデル』って打ってみ! モデル経験者って書いてあったら当たり!」

へ~~へ~~~。モデル経験者ねえ。たしかにイケメンそう……。

そんなわけで白雪は彼女の棒をあきらめ、『モデル経験者』探しをし始めたのです。

棒……じゃなかったモデル経験者探しは難航しました。「子どもの夢がモデルです!」っていうシングルファザーさんとか、「モデルみたいな彼女が理想です」みたいな男性ばっかりだったのです。

その中で、ついに見つけたのがY氏。整えられた眉とカラコン、伝説のギャル男雑誌「メンズエッグ」の田中大地(モデル)みたいな男性でした。

プロフィールには「実は顔だけじゃないんです♡」なんて書かれています。

なに言ってるかよくわかんないけど、イケてる~~~~!!!

白雪は彼と絶対にマッチングしたかったので、大奮発してメッセージ付きイイネ(1通300円くらい)を送りました。マッチングすることを祈りつつ、その日は眠りについたのです。

モデル……?

朝。飛び起きてスマホを確認すると、マッチングされていました~~~~~‼

彼からのメッセージはなかったので、速攻メッセージを書き入れました。

ポイントは、「わたしは重い女じゃないんです。あなたとさくっとセックスしたいだけなんです。お金はいりません」ということを柔らかい口調にしたこと!

昼過ぎには彼からメッセージが返ってきました。「そんなこと言われたのはじめてです(笑)」だって。「彼女と別れてから、四カ月くらいエッチしてないから、すごく久しぶり」なんだって。可愛い~~!!

 

待ち合わせ当日。

この日は気合を入れてベージュのワンピースとつま先が尖った靴を履いて、駅へと向かいました。

「わたし、モデルと待ち合わせしてるんだわ~~。そしてこのあと、めちゃくちゃセックスするのよ~~」とにやにやしていると、遠くから身長180㎝くらいの男性が……!!

あれだ!! Y氏だ!! これから、わたしがセックスするのはあのおと………………………ん?

白雪は目をこすりそうになりました。

なんか……なんというか……

 

Y氏「魔夢子ちゃん?」

 

やっぱ、目の前の男性はY氏だったのです…………が。
白雪は改めてY氏の顔を見ました。
無数のニキビ跡。その凹凸を隠すように塗られたファンデ。大きすぎるカラコン。ひげの青い剃り跡、カチカチに固められた前髪……。

あの……。モデル、ってこう、もっとヘルシーな顔なんじゃないんだろうか……?

生まれたての美しさ、みたいなさ。お肌も髪も本当はすごく手入れをしているんだろうけど、ナチュラルに見える美しさっていうかさ。

目の前のY氏はなんというか……一般人がめちゃくちゃ頑張っている感じがしたのです……。

でも、そんな失礼なこと言えるわけもなく、白雪は彼とホテル街に向かって歩き始めました。

歩きながら、ふと見上げるとY氏の横顔が見えます。

 

Y氏「そんなに見つめないで(笑)」
白雪「ごめん、モデルさんなんてなかなか見ることないから」
Y氏「モデル時代の癖でさ~、ファンデ使っちゃうんだよね。撮影じゃない日でも。男なのに化粧してるってイヤ?」
白雪「そんなことないよ」
Y氏「たまにびっくりされるんだよね、男でファンデしてるって。一回使っちゃうとやめられないんだよなあ。女の子の気持ちわかるわあ」

そんな話をしているうちにホテルに到着しました。

顔が溶けてるよ!!

ホテルに着くと、Y氏は率先してお風呂場へ向かいました。「入浴剤いっぱいもらってきたから入れるね~」とY氏。その後、一緒にお風呂に入ることになったのですが、Y氏は顔を洗いませんでした。

長風呂が好きなんだそうで、白雪のほうが先にあがって待っていると……風呂からあがってきたY氏の顔、毛穴全開!! 汗の玉が噴き出していて、ファンデがどろどろに溶けています。お、お肌に悪そう~~~(汗)。

その後、セックスをしたわけですが、Y氏とキスをすると、汗と皮脂が浮き出したファンデがべちゃ~~っとくっつき、心の中で(顔洗ってくれ~~)と思いました。

Y氏は丁寧に全身リップをしてくれたのですが、Y氏のぬるぬるした顔が肌にくっつくたびに何とも言えない気分に……。

ああ、世の男の人たちは、化粧ドロドロの女とセックスするときにこんなことを思っていたのか……合点。

世の中の男のほとんどは「すっぴんが可愛い女の子が好き」ってどっかの雑誌に書いてあったけど、これは「どろどろに溶けた化粧に触るのが怖い」からかもなあ。

 

今回の感想『そしてY氏の正体が発覚』

セックスをしたあと、ベッドで彼にモデル時代の話について聞くことができました。

知り合いの美容室のカットモデルを1年やっていたそうです。それモデルはモデルでも誰でもなれちゃう系モデルじゃねーか!!

とはいえ、彼は「モデル」と書くことで『いいね』が来る率があがったから、カットモデルをやっていてよかった、みたいな話をしていました。うーん、その後、出会ってから疑問を抱かれることはいいのだろうか……。

白雪魔夢子

大学卒業後、プロニートとして活動。毎日15時間オンラインゲームをして、ギルドマスターまで上り詰める。しかし、三十路を過ぎ、ふと「私。もしかしてやばい奴なんじゃ?」と思い直す。その後、奮起し、出会い系サイトに登録。『どうしてそうなった』という忠告はおやめください。