
18禁出会い系実況!
「わたしのマ○コ、やばいらしい……」
突然、一か月近く音沙汰のなかったヤリマン友人から連絡が来たと思ったらこんなコメントでした。
おいおい、『グロイかどうか見て』って画像を送ってくるんじゃねーだろうな!?
ハラハラしたわたしは速攻で「やばいってなんで? 注:画像は送ってこないでください」とチャットで返信。すると、すぐに友人から長文のコメントが送られてきました。
彼女の話を要約すると、出会い系サイトで知り合った男性に『マ○コがやばい』と言われたのだそう。「魚の腐敗臭みたいな臭いがするし黒い」って言われたんだって。
うーん……。臭いはともかくとして、黒いとか普通じゃね?
でも友人はひどく落ち込んでおり、「もう出会い系やめようかな」なんて言っています。
友人「今までセックスした人たちみんな、わたしのあそこが臭いって思ってたとしたら落ち込む……。自分ではあそこの臭いなんてわかんないんだけど」
白雪「あんま気にしないほうがいいよ。生理近かったら匂いきつくなるとかいうしさ。その男が舐め慣れてなかっただけかもしれないし。あそこは生モノなんだし、多少臭いはするでしょ」
友人「ねえ、魔夢子も聞いてきてよ!! どんな臭いがするか聞いてきて!!」
マジかよ……。
友人はその後も「マ○コの臭いを聞いてこい」という言葉を連呼しまくるので、白雪は仕方なく「いいよ」と言いました。まあ……出会い系で知り合った男に「マ○コの臭いが変」って言われたって、わたしは怖くないからいいけどさ……。
友人とチャットを終えると、白雪は出会い系サイトを開き、現在進行形でメールのやりとりをしていた4人の男子に「クンニ好き?」とメッセージを送ってみました。
で、速攻で「wwww 好き!」というメールを返してくれた男子に白羽の矢が立ったのです。
彼の名はS氏。27歳。プロフィール写真には喫茶店と思われる店内で黒いキャップをかぶり、遠くを見つめる小柄な男子の姿が映っていました。出会い系アプリでこういう『わざと視線を外している写真』をよく見るんだけど、これどういう気持ちで撮っているんだろ……。「はーい、撮るよ~」って言われた瞬間に目線を外して遠くを見るの……? それともセルフ……? ハッ。いかんいかん、今は『あそこの匂いを正しくテイスティングしてくれる人』を探していたんだった。危なく『隠れナルシスト探し』に没頭するところだった。
S氏に正直に「あそこの臭いがどんなものか気になってる」というと、「俺で良ければ舐めますよww」と快諾していただけました。
こういうとき、女ってほんとラッキーだよねえ。「チンコの匂いが気になっているので舐めてもらえませんか?」って言われたら、わたしだったら丁重にお断りするもん。ありがたや、ナルシ……じゃない、S氏。
過去最強のあそこの臭い
Y氏は車を持っているというので、わたしの家の近くのコンビニまで迎えに来てもらうことに。
現れたのは黒のミニバン。Y氏は車の中でもトレードマークの黒いキャップをかぶっていて、目がくりっとした童顔の男性でした。
車内ではもちろん、クンニトーク。
白雪「今までで一番ヤバかったあそこってどんなだった?」
Y氏「んー、1人強烈なのがいたよ~。出会い系で知り合った子なんだけど、俺その子のせいでビッ○マック食えなくなったからね」
白雪「ビッ○マック?」
Y氏「そう、マックのビッ○マック。開けた瞬間にすごい濃いチーズの匂いするじゃん? あんな感じの、もっと濃くしたような臭いで。味はどうだったかなあ。とにかく臭くてぺろっと舐めてやめちゃった」
ビッ○マック、わたし大好きなんですけど。マ○コの匂いとか言われたら食べるときに思い出すじゃんかよ~~!!
Y氏「セックス好きでめちゃくちゃ遊んでる子で、アンダー処理は完璧なのに臭い子見ると、なんでだろーって思うよね。手入れしてそうなのにね」
うーん。でも、わたしもヤリマンだけど、あそこの匂いとか気にしたことなかったんだよねえ……。
ドキドキのテイスティング
ホテルに着くと白雪はシャワーに入るべきか悩みました。
Y氏に聞くと「マジで臭い子はシャワー行っても臭いから入ってきてOK」とのこと。まあ、友人もシャワーに入ってからいたしたんだろうし、シャワーは大丈夫、かな?
シャワーに入って、アンダーヘアをごしごし洗っていると、だんだん緊張してきました。
臭いとか、不味いとか言われても全然OKと思っていたけど、いざ判定されると思うと怖くなってきた……かも。
思わず、あそこに指を突っ込んで匂いを嗅いでみます。くんくんくん。……匂い、する?
でも、ワキガの人は自分ではワキガに気づけないというとし、自分ではわからないのかもしれない。マン汁自体はさらさらしてて健康的な感じがするけどなあ……あー!! もう考えてたってしょうがない! 判定してもらおう!!
お互いにシャワーを浴び、ベッドに入りました。
S氏はいきなりあそこを触ってくるわけじゃなく、そっと白雪の頭にキスをしました。……あ、この子、セックスしなれてるっぽい……。
そのまま首筋をキスしながらおっぱいを優しくタッチ。触れるか触れないかの手つきでやわやわと撫でられます。
「はあ……っ」
思わず息がもれました。
きっといま、わたしのあそこはしっとり濡れてきているはず……。
S氏は口を半開きにしながら白雪のおっぱいをほおばり、舌先でエロく乳首をつついてきました。
白雪「濡れ、ちゃう」
S氏「うん。パンツシミになっちゃうね」
S氏がそう言って、そっと白雪のパンツの上からツツ―ッと指でなぞりました。
そしてパンツをゆっくり下ろして、顔を……。
彼が白雪のあそこに息をふきかけたとき、急に羞恥心が沸き起こりました。
友人の気持ちがいま、分かった……。
こんなにエッチな気持ちでいるときに、相手に「臭い」なんて言われたらショックすぎる……。
S氏「魔夢子ちゃんのあそこは――」
今回の感想『あそこの味ってどうやって決まるんだろ』
その日の夜、白雪は友人にこんなチャットを送りました。
『わたしのあそこ、ビッ○マックみたいでチーズ臭いらしいわ』
友達は大爆笑していました。ほッ……。
本当は「石鹸の香りで無味無臭」と言われたのですが、それを正直に言ったら、絶対傷つけちゃうと思ったんだ……。
それにしても、あそこの匂いってなんで人によって違うんでしょう。友人は潔癖症で常時おりものシートを使ってるくらい気を遣ってるんだけどなあ。……まさか、それが原因なんて言わない……よね??