7日、自民党の小泉進次郎衆議院議員とフリーアナウンサーの滝川クリステルが結婚を発表した。
同日昼、ふたりは首相官邸前で会見を開き、小泉進次郎は結婚の決め手について、「政治の世界は戦場。いつ命を落とすか分からない。常にどこかこわばって、緊張感持って、警戒心を解かず、寝るときもいつも鎧を着たまま寝ている環境が続いてきたけれど、彼女といると、不思議とこの場所は、鎧を脱いでいいんだ。武器を置いていいんだと思えた」と、情感たっぷりの弁舌を披露した。
一方、滝川クリステルも「お互いが素のまま、ありのままでいられる関係が良かった。みなさまに温かく見守っていただければ本当に幸いです」とコメント。滝沢は妊娠中ですでに安定期に入っており、年明けに出産を予定していることも明かされている。
ちなみに交際は昨年から。人目をはばかって、これまで二人きりの外デートをしたこともなかったというのだから、かなり慎重に逢瀬を重ねてきたのだろう。このめでたい報告には、日本中から驚き&祝福の声が上がっているが、その一方で気がかりなのが“進ちゃんロス”だ。
小泉進次郎といえば“アイドル政治家”としてマダム層のアツい支持を受けてきた人物(ちなみに、俳優として活躍しているのは兄の孝太郎なので悪しからず!)。政界のサラブレットという育ちの良さに甘いマスク、スマートな話術と柔らかな物腰も人気の理由だ。その街頭演説にはいつも黒山の人だかりができ、マダムたちから「進ちゃ~ん!」と黄色い声が飛び交うことも少なくないという。
その人気っぷりは、氷川きよしか羽生結弦か進ちゃんか、の“三強”と称されるほど。それゆえ、彼が結婚した暁には全国のマダムたちが阿鼻叫喚の地獄絵図へ……と危惧されていたわけだが、相手が滝川クリステルでは誰も歯が立たない。あまりに強すぎる存在感だ。
滝川クリステルは日仏英の3か国語を操るフリーアナウンサーであり、2013年には東京五輪招致メンバーに抜擢され、その最終プレゼンでかの有名な「お・も・て・な・し」を披露したことで五輪招致に貢献。動物愛護に熱心で、2014年には一般財団法人「クリステル・ヴィ・アンサンブル」を設立、2020年までにアニマル・ウェルフェアにのっとった犬猫殺処分ゼロと生物多様性保全を目指した活動に取り組んでいる。
まさに才色兼備を絵に描いたようなクリステルと、進次郎。ぐうの音も出ないほどお似合いカップルである。結婚会見では、進次郎の隣に立つクリステルに早くも“ファーストレディ感”が漂っていたほどだ。
滝川クリステルと杏、小澤征悦をめぐった“奪略合戦”
また、滝川クリステルはたとえ世のマダムたち……もしくは、進次郎のお膝元の横須賀・三浦の後援会などで多少のイジワルをされたとて、吹き飛ばす強さを兼ね備えている。彼女の強さを示す逸話は、数年前にさかのぼる。
かつて、クリステルはハンマー投げの室伏広治や元サッカー日本代表の中田英寿らと浮名を流した後、2009年には俳優の小澤征悦との交際が報じられている。しかしその後、クリステルは女優の杏と、小澤征悦をめぐる“奪略合戦”を繰り広げたのだ。このドロ沼の関係は、最終的に2014年にクリステルと小澤が破局したことで終止符が打たれたと見られている。
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