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「子供ができたら女として終わる」優木まおみの妊娠・出産論が大炎上!!

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「2014-15年版 Pre-mo Luxe」主婦の友社

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 昨年、3歳年上の美容師と結婚してからというもの、妊娠発覚時に胎児のエコー写真をブログにアップしたり、「浮気されるのは自分に魅力が足りないということ」などの偏った発言が目立ち、今やすっかり炎上タレントの一員となった優木まおみ(34)。最近では、自身のブログに誹謗・中傷コメントが相次いだことからコメント欄を会員限定にしたことでも話題になった。

 そんな彼女が5日に発売された『mamagirl』(エムオン・エンタテインメント)の表紙を飾り、結婚から妊娠までの心境の変化について語っている。5月上旬に出産予定の彼女だが、「20代は仕事一筋で、子供が欲しいなんて思ったこともなくて。怖かったんですよね、子供ができたら仕事がなくなるかも、私の存在意義が子供だけになるかも、女として終わってしまうかもって」と過去には不安を抱えていた時期もあったと告白。しかし、「30代になって将来を考えた時、私の家族が理想像として浮かび上がってきたんです」「彼とも『子供は欲しいね』と話していたし。それに初めて胎動を感じたら、20代の不安なんか飛んでいきました」と妊娠・出産に対する考え方が変わったことを明かした。

 女性ならではの苦悩や葛藤、そしてそれが解消されるまでを独自の目線で語った優木だったが、ネット上では「そういうこと言うから叩かれるんだよ」「母親はみんな女として終わってると思ってたの?」「子供を全面に出して稼いでるあなたこそ、存在意義が子供だけになってる」と批判が集中。またしても、炎上の種を蒔いてしまったようだ。

 優木のように、妊娠・出産に関するコメントがバッシングを受けたケースは他にもある。有名なのは、倖田來未(31)の「35歳をまわるとお母さんの羊水が腐ってくるんですよね」という発言だろう。これは大きな問題となり、倖田の所属事務所であるエイベックスや、彼女がパーソナリティを務めるラジオ番組内での発言であったことからニッポン放送のHPに謝罪文が掲載され、倖田自身も報道番組に出演し謝罪。彼女はその後、一時的に活動を自粛するという結論に至り、芸能界から姿を消した時期があった。現在は結婚し一児の母となった倖田だが、妊娠・出産時にもこの発言は引き合いに出され「羊水腐る前に出産できてよかったね」などと皮肉めいたコメントも多く見受けられた。

 出産年齢の高齢化や不妊症で悩む夫婦の増加などもあり、妊娠・出産に関する話題がある種のタブー化しつつある昨今。そういったことを公の場で発した場合に、本人には何の悪気もなく一種の比喩表現だったとしても、倖田のように自身のキャリアに大きな傷をつけるケースもある。

 今回の優木の発言は、女性なら一度は頭をかすめたことのありそうな不安を表現したものにも思えるが、それをわざわざ美談化にしたことであざとさや幸せの押し売り感が生まれてしまったのかもしれない。いくら自分の本心だったとしても、“言わなくていいこと”は世の中にたくさんある。妊娠・出産のようなナイーヴな問題であればそれはなおさらだ。ママ雑誌に登場し、ひとりでも多くのママファンをつけたいシーンで、迂闊な発言や“言わなくていいこと”を口にしてしまう優木は、自らのタレント価値・好感度をこれ以上下げぬためにも、しばらくこうした発言を控えた方がいいかもしれない。
(シュガー乙子)