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露出大作戦! セックスレスを解消したい女性の14日間の軌跡・前編

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Photo by Lars Plougmann from Flickr

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 私の友人が、同棲して1年半が経つ彼とのセックスレスについて悩んでおりました。

「前は最低でも2日に1回はヤッてたのに、ここ半年は月に1回あるかないか。キスとハグ以上のことをほとんどしてくれなくなった。もうオナニーだけじゃ耐えられない。このままじゃ発狂するかも」

 友人の悩みはかなり深刻そうです。なんせ発狂寸前までいっているのですから。

 「同棲してからセックスの回数がグンと減った」というのはよく聞く話ですが、自分だけがそれについて悶々としているのはとてもツライ状況ですよね。それを聞いた私は友人に「たまには自分から誘ってみるのもいいんじゃない?」と提案してみましたが、「それだけは絶対にヤダ」と断固拒否されてしまいました。女としてのプライドが許さないそうです。「なら、いきなり下着姿とか裸で寝るっていうのはどう? さすがの彼もムラムラして襲ってくるかもよ」と冗談交じりに伝えたところ、「それ、いいかも!!」となぜかノリ気になった友人。こうして、友人による「突然の露出でセックスレスを解消しよう大作戦」は始まりました。

 1日目。この日、手始めに友人はブラとパンツのみの姿になり、ベッドで彼を待ったそうです。ゲーム好きな彼はいつも友人よりも夜更かしをしていて、後からベッドに入ってくることがほとんどだそう。この習慣を利用し、寝たフリをしながら彼を待つ友人。そして、とうとう彼がベッドに入る瞬間がやってきました。下着姿の友人を見た彼は、「なんでパジャマ着てないの……。風邪ひくよ」とつぶやき、友人に布団をかけ直してくれ、その後5分と経たずに夢の中へ……。彼の優しさは感じられましたが、性欲を刺激するまでには至らなかったようです。

 2日目。下着姿になっていれば絶対に襲ってくるだろうと確信していた友人は、たいそうガッカリした様子で私に昨夜の結果を報告してきました。

 これは伝家の宝刀・全裸を切り出すしかないのか? と思いきや、「全裸で寝て、もし襲って来なかったらショックすぎる」と言う友人。とりあえず再度下着姿で仕掛けてみたそう。結果は、彼のつぶやきが「また下着で寝てるの? まったく……」というものに変わっただけで、あとは同じだったとのこと。

 3日目。下着姿で寝ることを3日も続けると逆に刺激がなくなるのではと危惧した友人は、この日はきちんとパジャマを着て寝ることに。すると、「彼が布団に入ってくる時にちょっとおっぱい揉んでた」という嬉しい報告が。セックスとまではいかずとも、おっぱいまで辿り着きました。露出が激しかったものをいきなり隠したことが彼の欲求を揺さぶったのでしょうか。

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