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人生の選択とセックスの深い関係~3Pのお作法とは~

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ルミコタイトル

 人生は、選択の連続です。朝、起きる起きない、ご飯を食べる、食べない。人間は、生きている限り何かしらの選択をしながら時間を過ごします。それはとても自然な作業であり、どんな小さな選択でも今後を左右する重要なキーになることがあります。

 冒頭からなにやら哲学的なテンションで「あれ、ロリルミ、キャラ変えた?」と思われる読者の方もいるかもしれません(いなかったらすみません)。しかし、私はセックスにおいてこのことの重要性をひしひしと感じた経験があるのです。

 誰かとセックスするかどうかも、人生における選択のひとつですよね。私はわりとストライクゾーンが広く、性欲に支配されている人間なので、「セックスするかしないか」という状況においては「する」を選ぶほうが圧倒的に多い人生を歩んでいるのですが、ある日セフレのつばさくん(29歳・仮名)からこんな誘いを受けました。

「今度3Pしない?」

 私はこの誘いを受ける以前にも一度、3Pというものを経験したことがありました。その時は男性2人と私というメンバーで行ったのですが、おっぱいを舐められながらクンニされるという3Pならではの体験ができ、楽しい時間を過ごしました。しかし、別にクセになりそうと言うほどでもないし、やっぱり2人でセックスするほうが断然手軽だよな~という感想を持ち、しばらく複数プレイからは遠ざかっていました。かといって、3Pが嫌いなわけでは決してありません。私は、突如舞い降りた久々の3P勧誘に「男2人だったらいいよーイケメン連れてきてね!」という軽い返事で了承。つばさくんのセリフを「今度合コンしない?」に変えても私の答えが成り立つのがちょっとおかしいですね。私にとって複数プレイは合コン感覚なのでしょうか。

 そして合戦の日、つばさくんは私を複数人でも入室可能というラブホに連れて行ってくれました。つばさくんの先輩だというもうひとりの男性は、32歳の生粋のエロマニアだそうです。なんでもその先輩は、脳みその代わりに精子が詰まっているんじゃないかと思うほどの強い性欲の持ち主で、毎晩何度もセックスをしようとすることが原因で歴代彼女にフラれてきたんだとか。加えて、無類のクンニストでもあり、最高で3時間ほどクンニをし続けたという記録の持ち主という情報も。その話を聞いていて「なんだか気が合いそうだな♡」とキュンキュンした私。先輩は少し遅れてくるとのことで、ひとまず私とつばさくんはお風呂に入ってセックスをしながら待つことにしました。これから3Pをするというのにまずセックスをするという、バカのひとつ覚えという言葉がふさわしい行動。ヤリチン×ビッチなので仕方がありませんね。

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Lollipop-Rumiko

通称ロリルミ。中学1年で済ませた初体験を皮切りにビッチ街道を突っ走ってきたが、ここ数年それに疑問を感じ始めている26歳。しかしまだ完全にビッチを卒業することはできず。好きな男性のタイプは、ちょっとSなクンニスト。最近の悩みは、夕方になるにつれてクッキリしてくるほうれい線と、過度の飲酒と白米の食べ過ぎによってできた腰回りのぜい肉。