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アレがないと大パニック!? 金子ノブアキの美的感覚と神経質さが窮屈すぎる!

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「月刊MEN 金子ノブアキ」ポニーキャニオン

「月刊MEN 金子ノブアキ」ポニーキャニオン

 ミュージシャンとしてロックバンド「RIZE」のドラマーやソロ活動をしつつ、俳優としても数々の映画やドラマで活躍中の金子ノブアキ(32)。かねてから交際していた元モデルでファッションブランド「Laymee」の代表兼デザイナーを務める中村沙織さん(29)と、昨年の11月に婚姻届を提出し、今月初めにハワイ挙式を行ったばかりだという新婚さんである。そんな金子くんが3月9日に放送された『おしゃれイズム』(日本テレビ系)にゲストとして初登場していた。

 実は小学生の頃、すでに子役としてドラマデビューを果たしていた金子くんであるが、その後、役者への興味がそこまで湧かなかったらしく、20年前にバンドを始めた辺りから役者業からは撤退していたそうだ。ところが、役者の道から10年間離れていたものの、子役時代に入った事務所がずっと金子くんの籍を置いたままにしてくれていたようで、そのまま同事務所で役者業を再開することになったのだとか。10年もの間、活動していなかったなんて幽霊部員にもほどがある! それなのに解雇しなかった所属事務所に対して金子くんは「よくクビになんなかったな~!」と不思議そうに笑い飛ばしていた。見放さないでいてくれてありがたや~。

 そんなミュージシャンであり、俳優でもある金子くんの芸能界交友録がなかなか賑やかなようで、音楽界では先輩にあたるDragon Ash、俳優仲間では同い年の向井理、綾野剛、斎藤工という今を時めくイケメン俳優陣と仲がいいそうだ。

 斎藤くんにおいては、地元が一緒で隣の中学校だったというから驚きである。同じ時代に2人のイケメン中学生がそんなご近所に共存していたなんて! 綾野くんとは、かつて彼がバンドをしていた頃からの知り合いだったようだ。さらに、向井くんとも付き合いが長いそうで、彼が芸能界デビュー前にバーテンダーをしていたお店が、なんと金子くんの知り合いのお店だったのだとか。素人時代に知り合った向井くんが、いつの間にかテレビにバンバン出るようになり、人気俳優になって行くのを金子くんは、

「めっちゃ売れて来た~! 行け~!」
「『ゲゲゲの女房』(NHK)に出てる~!」

 と興奮しながら見ていたそうだ。拳を振り上げてノリノリハイテンションで話す金子くんに、スタジオも盛り上がっていた。ってか、彼の周りにスターが多過ぎる! 売れてから知り合いになったわけではなく、芸能界に入る前からすでに付き合いのある仲間たちがどんどん売れて行くのだから、金子くんには何かスターとなる原石を引き寄せる力があるのだろうか!?

美しさへのこだわり…?

 そんな不思議なパワーを見せつけてくれた金子くんであったが、見た目のファンキーっぽさからは伺い知れない意外な一面が発覚した。自宅の様子を金子くんが自らビデオカメラに収めた映像が流されたところ、机の上にテレビやエアコンなど計3個のリモコンが綺麗に整列された状態で置かれていた。金子くんは、

「どれかひとつでも目に付かなくなってしまうと、パニックに陥りま~す♪」

 と、語尾を伸ばしてお茶目な感じでコメントしていたが、リモコンがないだけでパニックを引き起こすほどの神経質な性格であることを、サラッとカミングアウトしていた。軽くどよめくスタジオ。次に紹介されたスタジオ仕様の部屋に、かっこいいドラムセットが映っていのだが、リモコンが見つからなくってパニックに陥ってしまった時に、狂ったようにそのドラムを乱れ打ちしているんじゃないかと勘繰ってしまった次第である。

 どうやら、神経質なのは子供の頃からだったそうで、昔は潔癖症が酷かったらしい。ドアノブも電車の吊り革も触れなかったのだとか。さらには、レンタルビデオ店での貸し出し時に使用される袋もアウトだったそうだ。借りる時は「や~!」「わ~!」と気合いを入れて、なるべく自分の体から離して持って帰り、家では「中身(を開けて)ザ~ッ! みたいな!」と、豪快に取り出していたのだとか。ちょっと~、レンタル品なのに破損寸前じゃないっすか~! 彼に借りられたビデオたちの痛々しい嘆きが聞こえて来そうである。そんなに触れるのがイヤならば、自分で新品買えばいいのに……。

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テレ川ビノ子

テレビが大好き過ぎて、頼まれてもいないのに勝手にテレビを全般的に応援しています。おもしろテレビ万歳!