90年代、Gカップの爆乳とキュートな顔立ちで「お色気タレント」としてバラエティ番組にひっぱりだこだった細川ふみえ(42)。そんな彼女が16日に放送された『サンデージャポン』(TBS系)内のロケ企画「テリー伊藤のモテ散歩」にて7年ぶりのテレビ出演を果たした。
同番組で彼女は表舞台から姿を消していた7年間について「もうダメだって沈んでる時間がありました。ご心配、ご迷惑おかけした自分がもう許せなくて」と本音を語り、その間貯金を切り崩して生活していたと明かした。また、「うまく撮ってもらえればなんとかなるかもしれない」とグラビアに再挑戦する意欲を見せていた細川。「(バストは)今も90cm」と話し、抜群のプロポーションがいまだ健在であることをアピールした。
しかし、現在の彼女の姿は“フーミン”の愛称でお茶の間を賑わせていた頃のものとは全く異なる風貌に変化しており、持ち味のひとつだったチャーミングさはほとんど消え失せていた。そこはかとなく漂う悲壮感のせいか、一気に老けたようにも見える。
そんな彼女の様子にネット上では「劣化しすぎ」「シワシワのおばちゃんになってて驚いた」「実年齢よりだいぶ老けてる」とやはり落胆の声が湧いている。
細川といえば、99年に大道芸人との婚約を発表したが6年も引っ張ってそれを解消。そして07年には8歳年上の不動産会社社長と結婚したものの、お相手の男性が妻帯者だったために重婚を疑われる騒ぎになった。結局、不倫略奪婚として世間からバッシングを受けたが、男性の離婚成立後に入籍し、第一子となる男児を出産した。ようやく幸せな日々が訪れたと思いきや、09年には夫が経営していた会社が倒産し、巨額の負債を抱えたことから同年に離婚。離婚直後には38歳にしてヘアヌード写真集『Fumming』(講談社)とセクシーDVDを発表したことで話題になったが、その後今回のテレビ出演に至るまで芸能界からひっそりと姿を消していた彼女。婚約解消、略奪の末のできちゃった婚、離婚となかなか良縁に恵まれず、結果的に慰謝料も養育費ももらわずにシングルマザーになるという波瀾万丈な人生を送っている。
また、昨年末には細川の父親が一部週刊誌の取材に応じ、細川の暮らしぶりについて明かしている。その話によると、現在の細川の月収はわずか10万円で、息子の幼稚園の保育料も最低限に設定してもらっているという。さらに、息子と2人で暮らす彼女であるがゆえグラビア撮影のために数日間家を空けることは不可能であり、男性誌の表紙に出る等の露出があると前夫の借金の取り立てが来たり孫がいじめられる可能性があるとのことで、仕事は年に1~2本しか受けていないそうだ。
こういった背景を考えると、細川が7年ぶりにテレビ出演を果たした裏には、困窮しつつある家庭を支えるために自分がなんとかしなければという責任感があるのかもしれない。しかし、劣化が叫ばれている現在の彼女がグラドルとして復活したところで、話題性はあっても継続的な芸能活動につながるかは怪しい。加えて、すでにヘアヌードを披露していることもあり、激しい露出でインパクトを与えることも難しいかもしれない。それ以外であれば、ママタレ枠に進むという道もなくはないが……(とはいっても、ママタレもすでに飽和状態ではある)。なんにせよ、細川が本気で芸能界復帰を目指しているのであればまずは実年齢相応に見える程度のルックスまで持ち直すことが必要だろう。
(シュガー乙子)