突撃!となりのまんこ観
【第一弾:原宿編】
【第二弾:高田馬場編】
街行く女性に声をかけ、「あなたはまんこをどう思う?」と体当たりインタビューするシリーズ第三弾は、秋葉原にやってきました!
秋葉原といえば、その昔はラジオオタク、無線オタクが集まる地味な街でしたが
いまや世界の「アキバ」! AKB48など若者文化の最先端の地!
今時の女の子のまんこ観を語るにふさわしいこの地!
……ですが、わたしと相棒・野ざらしマリーは正直、期待をしていませんでした。
若い女の子に声をかけてもかけても「別にまんこを意識しなくても生きてけるし……」と言われることが続いていたので。
もちろん、声をかける時にいきなり「まんこの話を聞かせて!」などとは言いませんよ?
彼女たちの恋愛やセックス観について聞きながら、徐々に心をほぐしてほぐして、まんこに持っていく、というまわりくど~いやり方でなんとか毎回聞き出しているわけですよ。
でも、彼氏もいないしセックスにも興味ない、それよりネイルやスイーツやアイドルの話のほうが楽しい♪
という子たちにとって、まんこはあまりにも日常からかけ離れすぎています。
どうせ盛り上がらない……という思いが続き、へこたれていた中、
わたしたちはなんと、地球を、全てのまんこを救う、ヤリマンという名のメシアたちに出会ったのです!
都内の同じ大学に通う学生のお二人。さわやか体育会系×色白巨乳とオセロのように対照的な二人は大の仲良し。アニータさんはドイツ、とぅめたんさんはアメリカに留学経験のある帰国子女。
――ということで、今日はよろしくお願いします!……えーと、アキバで出会ったていで書いてますけど、実はお二人にはわたしがお世話になっているラブピースクラブですでにお会いしておりまして。(*秋葉原はお二人が出やすい場所だっただけです、すみません)
アニータさん(以下ア)「そうそう、遊びに行ったラブピースクラブのショップで、ろくでなし子さんのまんこアートを見て、とぅめたんと大笑いして!」
とぅめたんさん(以下とぅ)「わたしたちもiPhoneカバーにまんこをくっつけて見せびらかしたい! って言ってたんですよ。合コンとかで、『ほ~ら、これがわたしのまんこだよ~』ってセクハラしたい(笑)」
――ありがとうございます! わたしもあの時、まんこにこんなにポジティブなお二人のお話をぜひとも聞かなくては! と思い。今日は本当に嬉しいです。
ア「わたしたち、まんこの写メの見せ合いとかもよくしてて」
とぅ「アニちゃん、まんこ綺麗だよね」
ア「わたし、今まで見せてきた人に『綺麗だね』って褒められることが多くて、顔やスタイルより、何よりもまんこには自信があるんです。あと、子供の時からそこへのタブー感もあまりなくて」
――そうなんだー! 是非見せてほしい(笑)
ア「お見せしたいですけど、今日、まんこちょっと調子悪くて(笑)ニキビみたいなのができてて万全なまんこじゃないから治ったら写メ送りますね!」
――お待ちしてます(笑)
いつもこの取材では女の子たちをまんこの話に誘導するまですんごいハードル高いんですが、今日は本当にやりやすい! 「まんこ」と普通に会話で言えるのも嬉しいな。
ア「まんこって『名前のない場所』ですよね」
とぅ「ハリー・ポッターのヴォルデモート(笑)」
――名前を言ってはならないあの人! 保護魔法が破れる!(笑)
こんな風にお二人がまんこの話をも明るくギャグにできるのってすごく素敵ですね!
学校の周りの子たちもそういう感じ?
ア「全然。オナニーの話とかも『えっ、わたしそういうことしないし』みたいな」
とぅ「あいつらネイルと脱毛とローラと石原さとみの話ばっか。とりあえず『ネイル割れた~』(裏声で)って言ってるだけでクソつまんない。ネイルに1万くらいかけるのも信じられない。その金あったらうまいもの食いに行くわ」
ア「そういうつまんない女は、うちらみたいにセックスとかオナニーの話を普通にする女を低く見てる。オナニーぐらいほんとはやってるくせに」
とぅ「うちらしょっちゅう『あの男、ヤレそうじゃね?』って学食やFacebookで物色して、知り合いだったらお互いに紹介しあってるしね(笑)」
ア「とぅめたんにはよく男の横流ししてもらってる。ありがとう!(笑)」
*ここで、取材しているカフェの男性店員を物色しだす二人。「カフェの小洒落た帽子が似合う男はクンニしなさそう」「腰振りが下手そう」という結論がでました。
とぅ「お互いの好みを知ってるから『この男、アニちゃんに良くね?』って思ったらすぐ流せるし。その逆もあるし。好きな男のタイプが被らないから喧嘩にもならない」
――すばらしいセックス互助会ですね!!(笑)
とぅ「でも、うちらはただセックスが好きなだけで、誰かに迷惑はかけてないよね。普段大人しくてネイル割れた話ばっか(笑)して、でも飲み会で酔い潰れてその辺でゲロ吐いてぶっ倒れてる自己管理能力のない女のほうが、なぜか「きちんとしている」風に男は見ていて、うちらのほうがビッチ扱いされるのっておかしいよね」
――うんうん。お二人はかっこいいヤリマンなのにね。
(次ページへ続く)
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