童貞を3Pでヤリ捨て!
――そろそろ、帰国痴女のお二人が3Pで男をヤリ捨てたというエピソードをお聞きしたいですね。
とぅ「その男はマイケル(仮)っていうんですが、カナダ人のハーフだから顔だけはココリコの田中みたいでまぁ可愛いんですけど、童貞でナヨっちくて」
ア「SNSとかで知り合った10代の女の子にあれこれメールして『いかにまんこの写メを送ってもらえるか』を独自に研究してるようなクソ男なんです」
――野・なし子 「裏モノJAPAN」か!(笑)
(*「体験ベースの欲望を追及したエンターテインメントマガジン」をキャッチフレーズにした男性向け月刊誌。鉄人社刊)
とぅ「マイケルの研究結果によると、『綺麗そうだよね』とか褒めまくって女の子の自尊心をくすぐればまんこの写メを送ってもらえる、らしいですよ。んで、『そんなクズ男、こっちからヤリ捨てようぜ!』って。ちょうどアニちゃんが男不足の時だったので、『あいつはヤッていい人材だから』ってマイケルの家に勝手に押しかけて、アマゾネスの逆襲(笑)」
ア「わたし、ダンスが得意なんで、ポールダンス的なのを踊ってムード盛り上げて(笑)」
とぅ「『ほら、アニちゃんセクシーだろ? ちんこ出して触ってもらいなよ?』ってマイケルの服を脱がせて。最初はアニちゃんにあてがって終わるつもりだったんだけど、マイケルが、『おっぱい触りた~い』とか言うから『しょーがねーな』つって片乳だして」
ア「しかもとぅめたん、ずっと仁王立ちなの(笑)」
とぅ「わたしはヤルつもりもなかったから、二人のセキュリティ気分で(笑)。なのに、わたしのおっぱいまで触ろうとするから、お前、アニちゃんとヤっておいて贅沢なんだよ!(怒)って。マジむかついた。でもアニちゃんの喘ぎ方がちょう面白かった。アンアンアンアン言ってるんだけど、マイケルの腰振りが変だと、急に冷静になって『そこ、違う!』みたいな」
――童貞だったマイケルが、お二人にヤッてもらっての筆おろし。とても贅沢な童貞喪失体験だったでしょうね。
ア「うちらひとりの人間を救ったよねー! ってヤリ終わって満足してたんですけどね」
とぅ「どうやらその後、マイケル、ちょっと鬱っぽくなっちゃったみたいで……ごめん、マイケル(笑)」
――帰国痴女軍団、ちんこは救わない!!!!(笑)でもまんこの写メを送らされる可哀相な被害者がひとりでも減ることには貢献しましたね。
ア・とぅ「あと、うちらの繋がりもより強くなりました」
――3Pで女の友情も深まるってすビラしい!
――(野)なし子さんとわたしもいつかヤリましょう! 二人の絆が深まる3Pを!
――仁王立ち役はわたしでお願いします(笑)
とぅめたんさんは、アニータさんの誕生日プレゼントに下着をプレゼントするそう。
「わたし12月生まれなので、姫始めの下着はとぅめたんからのプレゼントなんです」
そう言うアニータさんからはというと、「ラブホに置いてあるコンドームをいつも横流ししてもらってます」と笑うとぅめたん。
なんと素敵な友情でしょう。
そんな二人は「フィンガードム、タンポン、ローション、コンドーム」の自衛隊セットを常に携帯し、避妊対策も万全です。
お二人は、「世間にはビッチと見られる」と言うけれど、一見きちんとしていそうなのに性知識に疎く、飲み会では無防備に男の前で泥酔してしまうネイルの割れた女の子よりも、性病予防や避妊対策も万全に性を明るく楽しむ彼女たちのほうが、わたしにははるかに「きちんと」して見えました。
このような話は男性から見たら不快かもしれませんし、結局「男がドヤ顔でヤってきたセクハラの裏返し」という批判もあるでしょう。
しかし、女が自分の性を自由に語ることがまだまだ一般的ではないこの日本で、主体的な性を謳歌している二人から、わたしはたくさんの元気をいただきました。
そしてこの取材を通して、わたしはなんだか
初めてまんこ
―名前のない場所・ヴォルデモート―
が救われた気がしました。
ありがとう、アニータさん、とぅめたんさん!
元気なヤリマンは日本のまんこを救う! 帰国痴女軍団の国連平和活動を陰ながら応援しております!!!!
■ろくでなし子 /漫画家。日本性器のアート協会会員。自らの女性器を型どりデコレーションした立体作品「デコまん」造形作家。著書に『デコまん』(ぶんか社刊)。『女子校あるある』(彩図社刊)
ろくでなし子ホームページ http://6d745.com/
日本性器のアート協会ホームページhttp://www.jsoa.jp/
■インタビューコーディネート/野ざらしマリー
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