カルチャー

結局、都合の良いセフレでしかなかった『失恋ショコラティエ』のえれな

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どこまでも蜜柑様は加藤えれな(=水原希子)を贔屓

 しかし私はどちらかというと、最初は「私って男ウケ悪いんだ。でも、いいの!」と言い切っていたが実際女ウケも悪いんだろうな~このキャラは……と思わせるような台詞を吐く加藤えれなタイプである。顔がタイプな水原希子が演じているからというだけではなく、えれなのキャラクターに親近感を覚え感情移入するようになっていった。

 爽太と知り合ったばかりの頃、えれなは別の男性に片想いをしていた。しかも仕事で少し絡んだだけの、話をしたこともない男に。そして爽太と片想いサークルを結成、「自分を改革するため」「恋の練習」と、合意のもとセフレになる。月曜の9時から放送していい内容じゃないわよね全く。

 この関係には賛否両論だったけど、寂しいだろうし本命の恋が成就しないのもつらい。好きな人と付き合えない代わりに他の人とセックスするなんて本当に幸せになれないことくらい二人とも理解してる。わかっててそうすることでしか埋められなかったのだ。

 同じ「片想い」という状況を通じて爽太と親しくなり、体の関係を持つようになったことから、やがてお互いの状況を何でも話せる仲となり支え合う関係になる。そしてその関係はもうただのセフレではなかった。ある日爽太は失恋したえれなを心配し、用事や約束を後回しにしてえれなのもとへ駆けつけ一晩中一緒にいた。先約があったらセフレなんて放っておくに決まってるのに。薫子さんにえれなを尻軽女呼ばわりされたら全力で否定して守った。サエコさんへの恋を終わらせて、えれなとちゃんと付き合おうとした。爽太優しい、かっこいい。一瞬希望を持った私は次の瞬間、馬鹿を見た。

 えれなへの告白が「サエコさんに振られたら、えれなとのことちゃんとしたい」なのである。

 一瞬なんて嬉しい展開なんだろうと錯覚しそうになるが、バカにしてんじゃないわよ!!!!!

 結局これってサエコに振られたたらえれなと付き合うというキープであり保険でしかない。確かに心配してえれなのもとへ駆けつけてくれたことでえれなは救われた。ただのセフレにそんなことはしない。けど、その優しさがえれなに過度な期待を持たせ、白黒はっきりつかないうちから待たせてるような発言をした。図々しいにもほどがある。

 まだまだこのドラマに言いたいことはたくさんあるので、次回へ続くわ!

asumodeusu

 

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アスモデウス蜜柑

好奇心旺盛な自他共に認める色欲の女帝。長年高級クラブに在籍し、様々な人脈を得る。飲み会を頻繁に企画し、様々な男女の架け橋になり人間観察をするのが趣味。そのため老若男女問わず恋愛相談を受けることが多い。趣味は映画鑑賞で週に3本は映画を見る。