
現在は5人組。6人の時期もありました…。「MR.MR」公式HPより
韓流の裏も表も知っているスペシャリスト3人がリレー形式で、とっておきの極秘ネタから、先取りしたい注目スターまでをこっそり教えます。
K-POPアイドルは“ムダに”が大好き! “ムダにビッグ”を気取ってみたり、必要以上に女々しい歌を歌ってみたり。ムダに男らしさを強調するのも基本中の基本で、「僕たちは男のなかの男」を謳い文句にする「MR.MR(ミスターミスター)」なんてグループも現れました。
このMR.MR、韓国での知名度はイマイチ……というか、まったくの無名に近かったのですが、今年2月、メンバーのひとりとMR.LADY(=ニューハーフ)との熱愛(?)が発覚し、ここから一気にメジャー・アイドルへ!
2012年10月、5人組アイドルとしてデビューしたものの、低空飛行状態が続いた彼らは、翌年11月には新メンバーのホンを迎え、6人組としてパワーアップを図りました。ただ、本国での活躍の舞台は限られ、結局、活動できるのは日本。チョコマカとしたイベントにまめに参加し、出稼ぎアイドルに転身したことから日本での知名度は、わずかずつながら上がっていきました。そんな矢先の2月、事件は起こったのです。
Hさんというニューハーフの方が、「前からあったグループに加入し、2013年11月にデビューした友人」の話として暴露ネタをフェイスブックにアップ。この人物=ホンであることはすぐに明らかにされます。
Hさんと同棲中だったホンにはほかにも恋人がいたようで、彼女にいろんな言い訳をしては借金をし、それを別の恋人とのデート代に充当していたんだとか。それだけでなく、Hさんから電話代やら医療費やら諸々の経済的な援助を受け、もうほとんどヒモ状態。本人によれば、「Hさんが女性になる手術をそばで見守ったほどの親友」とのことですが、Hさんから見れば、彼は極めて不誠実で、その態度は男らしくなかったといいます。
お写真を拝見するとHさんは麗しいお顔&超セクシーな胸元で、男ならずともクラクラっとなること請け合いのレベル。こんな女性のハートを射止めたホンも、なかなかじゃないか! というのが正直な感想です。
アイドル同士のリアルBL!?
真偽は定かでないものの、Hさんはホンの性交渉ビデオも持っているとし、事務所は衝撃の告発に対し事実無根として沈静化に努めました。もし記載された内容が虚偽であれば、無視すればいいだけのこと。ところが、幕引きは約1週間後、ホンの脱退という驚きの展開で行われたのです。
「今回の一件でMR.MRのイメージに傷がついたから、責任をとって脱退する」と表明したホン。その瞬間は彼の人生史上、最も男らしさを発揮したときだったのかもしれません。とはいえ、あまりに不自然な早期決着はもちろん訳アリで、これ以上叩かれてホコリが出るのを避けたかった……というのが真相でしょう。
Hさんだけでなく、多方面でお盛んだったホン。そのお相手には“イケメン業界”で有名なイ・ナムスさんも取り沙汰され、ふたりはツーショット写真をSNS上にアップしていたことが明らかになりました。
ラブラブぶりが一目で分かる写真(ほっぺにチューや、仲良く一緒に歯磨き)を公にしていただけでなく、プロフィール欄では互いに相手の名前を挙げて、「恋愛中」と紹介していたのです。
「イさんはかわいい系で、ホン君はワイルド系。なんか夜の役割分担も自然に想像できるんですよね〜。そもそも、ホン君は鼻が大きくて、顔面の真ん中にドーンとある感じだから、あっちのほうもビッグなのかも! だからモテるんでしょうね。ただ、イケメン業界のアイドルなんて、日本でいう地下アイドルみたいなものなので、そんな人との恋仲疑惑は結構ショックでした」(MR.MRファン)
ファンの間では、アイドルグループのメンバーふたりをくっつけて妄想する「カップリング遊び」が人気ですが、リアルな同性同士の恋愛にはドン引きな様子。しかも、男性もニューハーフも女性もオールOK!! なアイドルは、さすがにギブって感じでしょうか? また彼の脱退と同時に、メガ人気グループの少女時代が「MR.MR」という新曲をリリース。話題は当然のことながら、そちらへと移り、本家MR.MRのことは忘れられる結果となりました。
男性は女性を愛すべき、といった性の規範に囚われないホンにとって、「男はかくあるべし、男の中の男はそれを極めるべし」的なネーミングのグループに所属することは端から無理だったのです。
本文中の写真は、(上)MR.MRを脱退したホン。本人twitterより/韓国の美少年地下アイドル、イ・ナムスくん。中性的でかっわい〜い!! 本人ブログより
今週の当番=佐々木薫
アラフォーのK-POPファン。勤務地周辺には一般女性よりお美しいニューハーフの方々が大勢いらっしゃいます!