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優木まおみ出産報告さえ大バッシング! 産後復帰の理想と現実

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「Body+ 2013年 11月号」実業之日本社

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 4日に第一子となる女児を出産した優木まおみ(34)。彼女は6日付けのブログで出産後の気持ちを明かし、「人生で初めて、自分の命より大切なものができたんだなというこれ以上ない喜びと同時に、この大切なものを命の限り主人と一緒に守っていかなければならないという責任を強く感じます」と綴った。

 なお、妊娠中から度々子供の話題で注目を集めてきた優木だが、今後については「子供のプライバシーを重視し、ブログに写真や、名前の公表など、子供の情報を載せることは控えさせてもらうことにしました」とコメントしており、3~4カ月の休養を経た後に仕事に復帰するという。

 昨年の11月に妊娠を公表してからの優木は、プレ・ママタレとしてメディアに出る度にお腹の子供について話すようになっていた。すると徐々にアンチが増え始め、妊娠6カ月の時にブログにてふっくらとしたお腹でのビキニ姿を公開した際には「こんな大事な時期にお腹を冷やすなんて非常識」「誰も見たくない」と総スカンを食らう羽目に。また、ママ向け雑誌のインタビュー時には「子供ができたら女として終わってしまうかも」という妊娠前の本音を明かして「母親はみんな女として終わってると思ってたの?」と炎上を招く事態に陥っていた。

 そんな経緯もあり、妊娠中に多くの世の女性たちを敵に回してしまった彼女の出産報告には「おめでとう」という声がある反面、「このまま引退して」「3~4カ月で仕事復帰は早過ぎ」「もう少し子供のそばにいてあげたら?」「胎児のエコー写真は公開してたのに生まれた途端にプライバシー重視とか笑える」と批判が集中している。おめでたい報告まで散々叩かれるという優木の嫌われっぷりがあらわになった。

 出産後、3~4カ月でタレント活動を再開しようと計画している優木だが、産後間もない体で子育てをしつつこれまでのように仕事にも精を出すのは確かに厳しそうではある。しかし、彼女の職業上、長期の休養で世間に存在を忘れられればタレント生命の存続が危ぶまれるのも事実だ(そうはいっても、産後の肉体で無理をせず自分のペースで仕事を調節してほしいものだが……)

 芸能界には、優木のように出産直前まで仕事をし、産後すぐに復帰しようとする女性タレントが目立つが、それとは逆に出産後2年間の休養を取った後に芸能活動を再開したりょう(41)のようなタイプもいる。彼女の復帰に関しては「育児に集中した後に復帰するのは好感が持てる」と好意的な反応が多かった。それぞれの家庭の事情や仕事の都合で女性の産後復帰の時期はだいぶ違ってくるものだが、世の女性が考える理想のライフプランはりょうのスタンスなのかもしれない。ただ、現実には2年も仕事を休めば職場でのポジションがなくなるとの不安から職場復帰自体をあきらめ、子育てに専念する女性も多いはずで、優木を批判する人々の心の底には出産から超スピード復帰する彼女をうらやむ気持ちもあるのではと考えられる。

 なんにせよ、今後は子供関連の話題を控えると宣言したからには、復帰後の彼女は何か新しいウリとなるものを見せてくれるだろう。ママタレのフィールド以外での、タレントとしての優木の姿に期待したい。  
(シュガー乙子)