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「手料理なんて作られたら外食の機会が減る」!? グルメ男子たちの譲れない結婚観

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『長野博withウルトラマンティガ』ダイヤモンド社

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 フジテレビ系の日曜朝のトーク番組『ボクらの時代』では、「春の同級生スペシャル!!」と題して4月13日と20日の2週に渡り、同級生しばりの特別企画を放送することになったそうだ。

 まず1週目となる13日に放送された同級生ゲストは、「41歳・芸能界きってのグルメ男子!!」としてくくられた、渡部建(アンジャッシュ)・長野博(V6)・石神秀幸という、名前を見ただけでもグルメ臭がハンパなくプンプンするような3人が集結していた。早速、番組冒頭ではこのグルメ男子メンバーのグルメオタクっぷりについての紹介VTRが流された。

●渡部建
芸人の中で人一倍食に拘りを持つ。趣味が「食べ歩き」とのことで、グルメなプライベートを綴った「わたべ歩き」というブログを発信中。

●長野博
アイドル界屈指の食通として知られ、やはり「食べ歩き」が趣味。多い時には年間700軒ものお店に通い、グルメエッセイや食べ歩きガイドまで出版。(長野くんの驚きのグルメっぷりは以前書かせていただいたことも)

●石神秀幸
ラーメン評論家として活躍。「神の舌を持つ男」と評され、手がけたラーメン本が話題を呼ぶ。ラーメンだけでなく、様々なジャンルの食に精通。

 このような、とにかく食べることをこよなく愛すグルメな御三方が今回の主役であったため、番組収録も彼らのお眼鏡に適ったお店だという「大木屋」(もんじゃ・鉄板焼きの名店)のお座敷で行うことに。目の前の鉄板で焼かれた美味しそうなお肉を幸せそうに頬張りながら、時折マニアック過ぎるトークを展開させるグルメ男子たちに、私はたびたび驚かされてしまうのであった。

食べ歩きのきっかけ

 渡部さんは、37、8歳辺りから仕事が忙しくなって休みなく頑張って働いていたものの、このままの状態で仕事ばかりしていたら「先細るな……」と自分の将来を危惧し始め、40歳になった時に「毎月旅行に行こう!」と一念発起したそうだ。それがブログでも紹介している「食べ歩き旅行(食べ旅行)」となっているのだとか。その話を聞いて長野くんは「だからあんなにブログ更新してんだ~! なるほど~」と、頻繁過ぎるグルメ情報の更新に合点がいったようだった。

 なんでも現在の渡部さんは“食べ歩き”が自分のライフスタイルの中で一番ランクが高いらしく、「飲食店の予約優先スケジュール」なるものを構築しているそうで、飲食店を予約した日には仕事が入らないようにマネージャーさんにブロックしてもらっているのだとか! どんだけ趣味が高じてるのよ……。マネージャーさんもせっかく入ったお仕事のオファーをお断りする理由が“食べ歩き”のためだなんて、どんな気分になるんだか。まぁ、渡部さんの場合はもはや趣味のはずの“食べ歩き”がお仕事にも通じちゃってるから仕方ないのだろうけど。

 長野くんの場合は、常に“食べ歩き”中心でスケジューリングする渡部さんとは違い、仕事がオフになると、行きたかった全国各地のお店を一気に周ろうと“全国食べ歩きの旅”に出るそうだ。待ちに待った“食べ旅行”へは何人か仲間を誘って行くのだが、なんとその新幹線や飛行機のチケットを長野くんがみんなの分を自ら手配するのだとか。すぐにでもツアーコンダクターになれちゃいそうなアイドルなのである。

 食べ歩き歴が17年になるというグルメな長野くんを生み出したキッカケは、同じ事務所の先輩である東山紀之(少年隊)だったそうだ。ずっと少年隊のバックダンサーとして付いていた長野くんは、仕事帰りに東山先輩によって毎回必ず美味しいお店に連れて行ってもらっていたのだとか。そこでグルメが開眼したようだ。

 確かに東山先輩もグルメっぽい顔してるもんな~。ダンスにしても体を鍛えることに関してもストイックな東山先輩は、きっと料理の味にも栄養素に対してもうるさそうな感じである。長野くんのグルメっぷりは早くから偉大な先輩のそばで鍛えられていたんですね~。

 そんなグルメ男子2人のさらに上をいっていたのが石神さんであった。食べ歩き歴はなんと28年! 中学2年生の頃から食に目覚めていたそうで、キッカケは漫画の『美味しんぼ』(小学館)だったそうだ。そこからラーメンに走り、今となってはラーメン以外の食全般にも精通しているのだとか。

 その石神さんが考えたという健康管理法の話題が出たのだが、その名も「亀理論」。むむむっ!? なんでも石神さんは体を動かすことが嫌いだそうで、「スポーツは絶対しない!」と決めているのだとか。

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テレ川ビノ子

テレビが大好き過ぎて、頼まれてもいないのに勝手にテレビを全般的に応援しています。おもしろテレビ万歳!